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2021年2月22日発売

さくら社

出版社名ヨミ:サクラシャ

教えられること 教えられないこと

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内容紹介
予測不可能な時代を救う教育論!
教育とはすなわち教えること――これまでの当たり前は通用しない時代、学び方がものすごいスピードで変わりつつ今、その認識を新たにすることが求められています。
「教えられること」「教えられないこと」の鮮明な対比を、教育社会学を専門とし青少年教育の実情を知る著者が、故事来歴や身近なエピソードを交えながら軽快に説く。教師はもとより、子育てに社会人教育に必読の一冊です。
目次
 序 「長嶋的」と「野村的」
第一章 「教える」と「育てる」の違い――考えるためのキーワード
  1 「教える」と「育てる」
  2 「発問」と「質問」
  3 「研修」と「研究」
  4 「文書」と「口伝」
  5 「手抜き」と「気を抜くな」
第二章 「教えられないこと」は何か――育てることの目標
  1 「認知能力」から「非認知能力」へ
  2 「想定内」から「想定外」へ
  3 「能力」から「才能」へ
  4 「論理」から「感性」へ
  5 「知識」から「知恵」へ
  6 「記録」から「記憶」へ
第三章 学び方の転換――自学・自習を身につけよう
  1 「習う」から「慣れる」、そして「使いこなす」へ
  2 「守」から「破」そして「離」へ
  3 「状況学習」から「試行錯誤」へ
  4 「コツコツ型」から「山張り型」へ
  5 「ノートを写す」から「ノートを取る」へ
  6 「卒業」から「修了」へ
    
第四章 「決断」する子ども――ボタンを押させよう
  1 「判断力」から「決断力」へ
  2 「討議」から「討論」へ
  3 「頭を使う」から「足を使う」へ
  4 「勉強」から「遊び」へ
  5 「仕事」から「夢」へ 
第五章 難しい「今」の教育――タイミングは教えられない
  1 「話し方」と「間の取り方」
  2 「魚群探知機」と「潮目を読む」
  3 「貯蓄」と「投資」
  4 「慣習」と「流行」
第六章 職人的なセンスを育てる――今こそ職人魂を受け継ごう
  1 「技術」を磨いて「技能」を
  2 「腕」を磨いて「ネタ」を
  3 「校正の力」と「編集のセンス」
  4 「伝える」と「広める」
  5 「味の三要素」より「味覚」
第七章 教育実践はどうすればよいか――学校改革の視点1
  1 「当番活動」から「係り活動」へ
  2 「業間体育」から「業間休み」へ
  3 「組織づくり」から「学級文化」へ
  4 「ルール」「マナー」から「モラル」へ
  5 「優等生」から「ガキ大将」へ
 
第八章 実践課題は何か――学校改革の視点2
  1 「いじめ」をなくし「けんか」を
  2 「怒鳴る」人から「叱る」人へ
  3 「えこひいき」をなくし「ひいき」を
  4 「迷信」を捨て「言い伝え」を
  5 「間食」をなくし「お八つ」を
第九章 必要な視点と心構え――持続する社会をめざして
  1 「一〇〇点主義」から「一〇一点主義」へ
  2 「積み上げ方式」から「逆算方式」へ
  3 「通信教育」と「塾」と「学校」
  4 「農耕文化」と「海洋文化」
  5 「テクニカルスキル」「コンセプトスキル」から「ヒューマンスキル」へ
  6 「平均寿命」より「健康寿命」を
著者略歴
明石要一(アカシ ヨウイチ akashi youichi)
千葉大学名誉教授・千葉敬愛短期大学学長。 専門は教育社会学(青少年教育)。 大分県姫島村出身。奈良教育大学卒業後、東京教育大学大学院修士課程修了、同博士課程単位取得満期退学。千葉大学教育学部助手、講師、助教授を経て、1993 年同教授、2013 年定年退職。2014 年より現職。 文部科学省中央教育審議会委員、同生涯学習分科会会長、千葉県地域訓練協議会委員、千葉県地域ジョブカード運営本部委員等を務めるほか、『子どもの規範意識を育てる』明治図書、『ガリ勉じゃなかった人はなぜ高学歴・高収入で異性に持てるか』講談社α新書、『生き方が見えてくるナガシマ学』オークラ出版等著書多数。
タイトルヨミ
カナ:オシエラレルコト オシエラレナイコト
ローマ字:oshierarerukoto oshierarenaikoto

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