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2023年4月27日発売

ふらい人書房

出版社名ヨミ:フライビトショボウ

フライタイイング・テクニック

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内容紹介
世界のフライフィッシング界のなかで、現在もっとも注目されているフライタイヤー、バリー・オード・クラークによるフライライイング教本です。クラークのYouTubeチャンネル「The Feather Bender」の登録者数は5万人を超え、QRコードでYouTube動画と連動させた画期的なタイイング教本『The Feather Bender's Flytying Techniques』は英語圏で大ベストセラーとなっていて、日本語訳が待たれてました。
目次にフライパターンが28種類並んでいるために、本書をフライパターンブックと勘ちがいする人がいるかもしれませんが、本書はパターンブックではありません。本書の最終的な目標は、読者が、重要な基本テクニックをマスターしながら、古いテクニックを現代風にアレンジした自分自身のオリジナルフライを巻けるようになることです。
掲載されているフライの多くは、35年以上にわたるタイイングで培った著者のテクニックを有効に活用できるパターンが優先されて選ばれています。なので、この本にあるフライを巻いて現場に行けば、即釣れる、というわけにはいきません(そこそこ釣れるとは思いますが!)。重要なのは、知っているつもりになっている、あるいは今さら聞けないテクニックやコツをしっかり学び直すことで、読者のフライを今より美しくすることです。
ベテランの皆さんには今さら説明する必要もないかもしれませんが、美しいフライとは、虫をそっくりそのままにイミテートしているフライのことではありません。魚にとって、虫らしく見えるフライのことです。重要なのは虫っぽさです。虫っぽさが重要というと、ボサボサッとした曖昧なフライを巻く人がいて、もちろんそれはそれでまちがった方向ではないでしょう。ただここで考えてほしいのですが、たとえば左右非対称の虫っているでしょうか? 右側の羽が長くて左側が短いとか、ボディの右側が膨らんでいて反対側がへこんでいるとか。美しいというのはつまりそういうことです。自然に見えるからこそ美しく見えるもので、左右のバランスが良く巻かれたフライは自然に見えるからこそ釣れるのです。
目次
序文 7
はじめに 8
本書の使い方 9
コツとテクニック 12
本書で使用しているマテリアル 18
ダイニーマとスレッド 25
フライ

1 ギル・アブドメン・メイフライニンフ 31
2 フェザントテイル・ニンフ 39
3 ボローイング・メイフライ・ニンフ 45
4 クリンク・ハンマー 53
5 CDC&ディアヘア・イマージャー 63
6 バルガータ・イマージャー 69
7 ウォーリーウイング・ダン 77
8 ハンピー 87
9 CDCパラウェルド・メイフライ 95
10 デタッチド・ディアヘア・ボディー・メイフライ 105
11 ディアヘア・イレジスタブル 113
12 ラージメイフライ・ダン 121
13 CDCメイフライ・イマージャー 129
14 オールハックル・フライ 137
15 ハウス・ビルダー・カディス 145
16 フラッシュバック・カディス・ラーバ 153
17 アントロン・カディスピューパ 159
18 G&Hセッジ 167
19 セッジ・ホグ・バリアント 175
20 パラウェルド・カディス 185
21 ゴールデンオリーブ・ストリーキング・カディス 193
22 ミュータント 199
23 ホーソロン・フライ 207
24 ロイングレッグド・ミッジ 215
25 マッチング・ミッジ 223
26 ウィロー・フライ 231
27 ジョン・ストレイ 239
28 ダムゼル・ストーキング・バグ 245

プロフィール、及びYouTube用QRコード&URLのリファレンス 251
インデックス 254
著者略歴
バリー・オード・クラーク(バリー オード クラーク barii oodo kuraaku)
数々のフライタイイング・コンテストでメダルを獲得し、国際的に高く評価されている著名フライタイヤー。イギリスで生まれ育ち、現在はノルウェーに居住している。これまでにフライタイイングに関する35冊以上の本を執筆、共著、寄稿しており、YouTubeのチャンネル「ザ・フェザー・ベンダー(The Feather Bender)」の登録者数は5万人にのぼる。
阪東幸成(バンドウ ユキナリ bandou yukinari)
著書に『アメリカの竹竿職人たち』フライの雑誌社刊、『ウルトラライト・イエローストーン』、『釣り人の理由』、『ライフ・イズ・フライフィッシング シーズン1』『ライフ・イズ・フライフィッシング シーズン2』ふらい人書房、『山釣りJOY』山と渓谷社など、主にフライフィッシングの雑誌、書籍に多くのエッセイ、物語を執筆。翻訳書には『ザ・リトル・レッドブック・オブ・フライフィッシング』『サーモン ー人と鮭の物語-』、英語での著作に『MOSTLY BAMBOO』がある。
タイトルヨミ
カナ:フライタイイングテクニック
ローマ字:furaitaiingutekunikku

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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