近刊検索 デルタ

2021年4月19日発売

洪水企画

風の音 私の来た道

私の来た道
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内容紹介
長野県飯田市に在住の83歳の女性歌人の第一歌集。戦争をくぐり、持病の心臓病を克服し、長年保育士の仕事をつづけてきた、その生涯を彩り、つぶさに語る歌たち。真情に貫かれている。
「戦時を生き抜いた厳しくも優しい父母との確かな家族の絆が心に沁みる歌集である。伊那谷、天竜川の風土に磨かれた詩情は、二十歳で斎藤 史の強靭な精神と自在な作風に出会って独自の開花を遂げている。若くして病いの死線を越え、子を成してからも、三十八年間保育士を勤め、夫君を老老介護、看取りも終えた。人生の苦を全て前向きに歌い続ける八十代の快挙。この『風の音』は、国の礎となった後期高齢者の心の力にもなる。」(秋元千惠子)
代表歌五首:
雑沓を知らぬ大きな翼なり草原わたるコンドルの唄
仄青き山脈の裳裾霧白くたなびく辺り天龍の川
見るほどに愛し尊し書き置きの文字ふるえたる「ありがとう」は
ふきを煮る香りただよい涙あふる「いいにおいだ」と言いし夫はも
色も香も姿さえなき風なれど百歌を唄う千歌を歌う
目次
── 第一部 ──
Ⅰ 新天地 
 とんぼのめがね 
Ⅱ 悲嘆の春秋 
 光の中へ 
Ⅲ 心臓手術第一回 
 治りませんよ これは 
 私 生きたい 
 声紋うつくし 
Ⅳ 命生きて 
 テナーの冴える 
 雪しきりなり 
 奥の細道 
 遥けくも 
 コンドルの唄 
 ゆびにつめたし 
 忙しなきとき 
 薔薇を盛り上げ 
 すべからく 
 一月一日生れ 
 敷地造成 花蘇芳 
 鴇すだつ 
 願いはひとつ 
 家を建てる 
 未満児保育 ⑴ 
 ForYou 
Ⅴ 娘の舞台 
 荒馬座・水俣ハイヤ節 
 これが楽しみ 
 晩秋の風 
 白馬岳迫る 
 ゆだねたるとき 
 かんばしき 
Ⅵ 心臓手術第二回 
 人工弁 
 すすきなびく 
 草香りたつ 
Ⅶ 改築工事 
 改修増築工事 
 白い歯ひかる 
Ⅷ 右手首骨折 
 握力ゼロ 
Ⅸ 十打十色 
 今日その日 
 樟の木に会う 
 つつましく受く 
 雪すだれ 若竹会 
 夕茜さすまで 

── 第二部 ──

Ⅰ 春の広がり 
天龍川へのぶ 
父母ねむる 
わが友 
一等席 
さすがあざやか 
渦潮の海と 
Ⅱ ああ崩れゆく 
柿の枝ゆるる 
凱旋のごとく 
予報士の恐縮 
酷暑の夏へ 
しばし忘るる 
Ⅲ 幼きころに 
軍人勅諭 
敗戦の日 
Ⅳ 秋日和 
ゆうらり ゆらり 
母の針箱 
母のかたみ 
百二十人のオペレッタ 
三番叟のころ 
和装の紳士 
失いしもの 
Autophagy 
ひそやかに 
未満児保育 ⑵ 
稲の花 
渓谷ギャラリー 
自在なり 
Ⅴ 冬の高空 
谷うねる 
父より賜いし 
父の手 
Ⅵ 孫三人 
頑張ってね おばあちゃん 
Ⅶ 介護 
杖 
雲 
旅愁 
ふきの香り 
Ⅷ あの子らが 
イラスト展 
六十余年間の年賀状 
Ⅸ 風によす 
百歌を唄う 

あとがき
著者略歴
泉 遥(イズミ ハルカ izumi haruka)
1938年(昭和13年) 長野県会地村生まれ。 1959年 長野県保育専門学院卒業 1959年から1997年まで保育士として勤務
タイトルヨミ
カナ:カゼノオト
ローマ字:kazenooto

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