近刊検索 デルタ

2022年10月21日発売

ミシマ社

出版社名ヨミ:ミシマシャ

ええかげん論

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内容紹介
コロナ、政治、気候…不安は尽きねどもまずは日常を整える。
その智恵がここに。

正解は、いつも同じではない。
けれど、自分のコンディションを整え、「今・ここ」を感じていれば、
おのずと「ある一点」がわかるようになる。

料理から、そして保守や仏教の思想から、
それぞれに「ええかげん」を探求してきた二人による、
自立して豊かに生きるための「ええかげん」論。

「ええかげん」の中に、ええことも、わるいこともぜんぶあるんです。…一生懸命の道中楽しみましょ。――土井

(リベラル保守の)考え方と、土井先生がおっしゃる「ええかげん」は、つながっているんじゃないか、と思っていたんです。――中島

フキノトウの天ぷら、ほんれんそうのおひたしの実演(写真入り)やインド珍道中のおまけコラムも!

「料理と利他」深化版!
目次
第1回 利他のコンディション
第2回 「ええかげん」に気づく人になる
第3回 ふつうはえらい
著者略歴
土井善晴(ドイヨシハル doiyoshiharu)
1957年大阪生まれ。料理研究家。十文字学園女子大学特別招聘教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、甲子園大学客員教授、学習院女子大学講師。スイス・フランスでフランス料理、味𠮷兆(大阪)で日本料理を修業。1992年においしいもの研究所設立。料理とは何か・人間はなぜ料理をするのか・人間とは何かを考える「食事学」「料理学」を広く指導。和食の観点から「一汁一菜」を提唱。著書に『一汁一菜でよいという提案』『くらしのための料理学』『一汁一菜でよいと至るまで』、共著に『料理と利他』『お味噌知る。』などがある。
中島岳志(ナカジマタケシ nakajimatakeshi)
1975年大阪生まれ。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。北海道大学大学院准教授を経て、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。著書に『思いがけず利他』『パール判事』『朝日平吾の鬱屈』『保守のヒント』『秋葉原事件』『「リベラル保守」宣言』『血盟団事件』『岩波茂雄』『アジア主義』『保守と立憲』『親鸞と日本主義』、共著に『料理と利他』『現代の超克』などがある。
タイトルヨミ
カナ:エエカゲンロン
ローマ字:eekagenron

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