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2021年4月1日発売

五月書房新社

中国軍人が観る「人に優しい」新たな戦争 知能化戦争

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内容紹介
「超限戦」に続く新しい中国の戦争概念がここにある。
目次
序 文
肖天亮 
はじめに 

第1章 戦争形態の進化に関するいくつかの基本問題 
戦争形態とは何か
主導的軍事技術(群)
戦争形態の交代のタイミング、条件、周期 
戦争形態の進化の一般的過程 
 萌芽期
 形成期   
 発展期   
 成熟期
 衰亡期   
歴史における戦争形態の進化 
 冷兵器戦争期
 熱兵器戦争期   
 知的兵器戦争期


第2章 知能化ブーム
人工知能の台頭
 人工知能とは何か   
 紆余曲折の中での成長
 累積効果の形成  
 カギとなる技術のブレークスルー
情報技術革命の終焉
 技術発展の S 字曲線モデル   
 情報技術が成熟期に入る
知能時代へ
 知能の拡張  
 知能化態勢の急速的形成
 知能がすべてを主導する


第3章 軍事分野における知能化革命
情報技術の苦境―戦場
 精度の極限
 インターネットで繋がる世界   
 即時破壊
新軍種の突然の出現―人工知能
軍事知能化革命の勃発
 制高点をめぐる争奪戦   
 主戦兵器の交替
 知能化の浸透
知能時代の戦争形態
 知能化の潮流は止まらない   
 戦闘力形成パターンの転換
 戦争形態の進化


第4章 新たな戦争 新たな理念
誰が私たちの敵か
プラットフォーム中心
知能アルゴリズムがすべてを定義する
兵器装備の核心的な指標―自律性
データこそが力である
「死傷ゼロ」時代


第5章 戦力の転換
武器=基本戦闘ユニット
知能化兵器装備
 航空知能化無人システム  
 水上/水中知能化無人システム
 陸上陸上知能化無人システム
知能弾薬
 全知能攻撃  
 「弾薬―プラットフォーム」の一体化
 モジュール化
知能を中心とした軍事技術体系
万能戦士
 計画者  
 意思決定者
 生産者
誰が専門家なのか?
誰にでも有能なアシスタントが必要である
ネットワークなくして勝利なし


第6章 ゲームのルールを変える
知能力の発揮を中心に据えて戦闘を行う
本質―全く新たな争い
核心となる作戦理念―敵の意志を直接挫く
多次元を統合した知能化作戦
 従来の軍事行動の空間を超越する
 一体化作戦
 知能化作戦
 基本的なモデル
主な行動パターン
 遠隔暗殺・統制作戦  
 スワーム(群れ)作戦


第7章 軍隊を再構築する
「ピラミッド」の崩壊
 伝統的な脅威から多次元的な脅威へ
 中間層革命から基層革命へ
 情報の横方向一体化から兵器操作の横方向一体化まで
軍種兵種の消滅
組織革命
 「兵器庫式」特別混成編制   
 二種類の戦力   
 機能軍隊
知能型司令部
 参謀の危機   
 ビッグデータセンター
 三位一体指揮意思決定の核心


第8章 スマート後方支援
知能衝撃波
 IoT は後方支援の全資源を可視化する
 3Dプリンターは装備物資のサプライチェーンに衝撃を与える
 ビッグデータは伝統的な指揮意思決定支援モデルに挑戦する
目標:ちょうどよいところ
 正確な後方支援   
 能動的な後方支援
 積極的な後方支援
両端へ移動する保障実施の重点
 前方自給式保障
 直行配送式支援
 遠隔知能化保障
ピーク値支援能力
後方支援力の転換
 後方支援軍(部隊)
 三レベル保障構造
 モジュール化されたユニット

結 語
おわりに

解 題:安田 淳
解 説:情報通信技術・人工知能(AI)技術の発展および軍用AIの動向  木村 初夫
略 歴
著者略歴
龐宏亮(ホウ コウリョウ hou kouryou)
国防大学国家安全学院副教授、戦略学博士、大校(上級大佐に相当)、中国国防大学第 3期優秀中青年教育研究基幹要員、中国人工知能学会会員、テレビ番組『講武堂』特別ゲスト。2004 年に学術書『智能化戦争』を出版。15 の軍事プロジェクトを主宰あるいは参与。軍内外の重要刊行物に 20 余編の論文を発表。
安田 淳(ヤスダ ジュン yasuda jun)
監訳及び「序文」、「はじめに」、「結語」、「おわりに」、第 7、8 章担当および解題執筆 1960 年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部教授。1989 年慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得満期退学。1986 年防衛庁防衛研究所教官。1995 年慶應義塾大学法学部専任講師、1999 年同学部助教授、2005 年同学部教授。この間、1988 ~89 年中国・復旦大学留学。1997 ~ 98 年米国スタンフォード大学訪問学者。専門は軍事を中心とする現代中国の安全保障。主要業績に、「『国防と軍隊の改革』における制度・編制の改編―2015 年の中国人民解放軍」(『慶應義塾大学日吉紀要中国研究』第 10 号、2017 年)、「東シナ海の航空交通管制と安全保障」(慶應義塾大学法学部編『慶應義塾大学創立一五〇年記念法学部論文集 慶應の教養学』、慶應義塾大学出版会、2008 年)、『中国をめぐる安全保障』(共編著、ミネルヴァ書房、2007 年)、「中国の朝鮮戦争停戦交渉―軍事分界線交渉と軍事過程」、(『法学研究』第 75 巻第 1 号、2002 年)、『台湾をめぐる安全保障』(共編著、慶應義塾大学出版会、2016 年)等。
上野 正弥(ウエノ マサヤ ueno masaya)
第 1、2 章担当 1985 年栃木県生まれ。立命館大学言語教育センター外国語嘱託講師。2009 ~ 10 年中国・南開大学留学。2016 年慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程単位取得退学。慶應義塾大学法学部非常勤講師等を経て、2020 年より現職。専門は現代中国政治、中国現代史。主要業績に「中国共産党の基督教管理政策―1990 年代における管理強化の展開」(『法学政治学論究』第 105 号、2015 年)、「現代中国における基督教の発展と国家」(『アジア研究』第 64 巻第 1 号、2018 年)等。
金牧 功大(カネマキ コウタ kanemaki kouta)
第 3、5 章担当 1992 年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程在籍中。 2017 年同大学法学部政治学科卒業。2019 年同大学大学院法学研究科修士課程修了。この間、2013 ~ 15 年フランス Alliance Française de Lyon 留学。専門は現代中国政治史。 研究業績に「一九七九年の『北京の春』に関する一考察」(『大学院法学研究科論文集』第 59 号、2019 年)等。
御器谷 裕樹(ミキヤ ユウキ mikiya yuuki)
第 4、6 章担当 1995 年東京都生まれ。慶應義塾大学法学研究科政治学専攻修士課程在籍中。2019 年同 大学法学部政治学科卒業。この間、2016 ~ 17 年中国・北京大学留学。専門は現代中国 の宣伝政策、計量テキスト分析。
木村 初夫(キムラ ハツオ kimura hatsuo)
解説執筆 1953 年福井県生まれ。1975 年金沢大学工学部電子工学科卒。現在、株式会社エヌ・エス・アール取締役、株式会社 NTT データアドバイザー。1975 年日本電信電話公社入社、航空管制、宇宙、空港、核物質防護、危機管理、および安全保障分野の調査研究、システム企画、開発担当、株式会社 NTT データのナショナルセキュリティ事業部開発部長、株式会社 NTT データ・アイの推進部長、株式会社エヌ・エス・アールの代表取締役歴任。共訳書に『中国の進化する軍事戦略』(原書房)、『中国の情報化戦争』(原書房)、『中国の海洋強国戦略―グレーゾーン作戦と展開』(原書房)がある。主な論文に「A2/AD環境下におけるサイバー空間の攻撃および防御技術の動向」、「A2/AD 環境におけるサイバー電磁戦の最新動向」(月刊 JADI)等がある。
片岡 力(カタオカ チカラ kataoka chikara)
タイトルヨミ
カナ:チュウゴクジンガミル ヒトニヤサシイ アラタナセンソウ チノウカセンソウ
ローマ字:chuugokujingamiru hitoniyasashii aratanasensou chinoukasensou

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五月書房新社の既刊から
龐宏亮/著 安田淳/監訳 上野正弥/翻訳 金牧功大/翻訳 御器谷裕樹/翻訳 木村初夫/解説 ほか
黄インイク/著 黒木夏兒/翻訳
三枝成彰/著・編集
トミーオレンジ/著 加藤有佳織/Yukari Kato
傅楡/著 陳令洋/編集 関根謙/翻訳 吉川龍生/翻訳
横尾友佳/著・編集 横尾宣政/著 横尾鈴子/著 稲留正英/解説 ミラー和空/解説
もうすぐ発売(1週間以内)
みらいパブリッシング:北山建穂 
文藝春秋:堂場瞬一 
廣済堂出版:紺野ぶるま 
講談社:はっとりひろき 
幻冬舎:小林由香 
講談社:谷口雅美 あわい 

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