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2023年2月3日発売

五月書房新社

出版社名ヨミ:ゴガツショボウシンシャ

児童精神科医は子どもの味方か

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内容紹介
もしあなたや我が子が「発達障害(ADHD、ASD」と言われたら?まずはこの本を御一読下さい。
科学的な診断方法が確立されていない「発達障害」「精神疾患」について、専門家はあまりに安易な診断と処方を急ぎすぎていないか?
筆者は知られていない歴史と現状に光を当て、緻密なデータを駆使してこの問題を分析する。長期間に渡る取材を通して見えてきた実態を改めて日本人に問う。
「その専門家の意見は正しいですか?」「彼らはあなたやあなたの家族の味方ですか?」
目次
第1章 危機的状況にある子どもたち
 暴走バス
 存在感を増す児童精神科医
 効果は無いが致死性の副作用がある薬?  
    コラム 精神医療現場でのインフォームドコンセント
 児童精神科医への疑問
 ごく一部の例外的問題なのか?
 子どもと精神医療の関わり
    コラム  障害という訳語の問題

第2章 児童精神医学の知られざる歴史
 児童精神科医は子どもの味方か?
 歴史的背景
 アスペルガーの真実
 自閉症児にL S D ?
 学校に行かないことは病気なのか?
 権威の正体
 教育分野にアプローチする児童精神医学
 暴走するチェックリスト
 新たな潮流: 早期介入
 覇権争い
 偏見を作るメンタルヘルス啓発教育
 製薬会社と児童精神科医
 不登校やいじめの原因としての発達障害、精神疾患
 自閉症児へのL - D O P A 療法
 人体実験そのもの
 暴走する信念
 児童精神科医もどきの大量生産
 ネットワークという名の無責任体制
 他人の虐待に厳しく、身内の虐待に甘い児童精神科医

第3章 作られたイメージと本当の姿
 精神医学のマーケティング化
 作られた発達障害のイメージ
 一生治らないという呪縛
 専門家は正しい診断、適切な治療をできるのか?
 精神科診断は証明ではなく見解
 差別や偏見を無くそうというメッセージの裏側
 政府が精神医療業界の広報活動を代行する罪
 結果が検証されない業界
 自閉症バブルを作り出す人々
   コラム  有病率と発生率について
 周囲の非合理に逆らうことが発達障害とみなされる
 大人に逆らわなくさせるための投薬

第4章 どのように子どもを守れるか
 脅され、不安にさせられ、泣かされる母親
 鍵を握るのは人権
 権利を知り、権利制限の根拠を確認する
 精神科医師の倫理綱領
 専門家への無条件の信頼は危険
著者略歴
米田 倫康(ヨネダ ノリヤス yoneda noriyasu)
米田倫康(よねだ・のりやす) 1978 年生まれ。私立灘中・高、東京大学工学部卒。市民の人権擁護の会日本支部代表世話役。在学中より、精神医療現場で起きている人権侵害の問題に取り組み、メンタルヘルスの改善を目指す同会の活動に参加する。害者や内部告発者らの声を拾い上げ、報道機関や行政機関、議員、警察、麻薬取締官等と共に、数多くの精神医療機関の不正の摘発に関わる。著書に『発達障害バブルの真相』(萬書房)、『ブラック精神医療』(扶桑社新書)等。
杉原 修(スギハラ オサム sugihara osamu)
タイトルヨミ
カナ:ジドウセイシンカイハ コドモノミカタカ
ローマ字:jidouseishinkaiha kodomonomikataka

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