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2021年6月28日発売

国立歴史民俗博物館

REKIHAKU 特集・日記がひらく歴史のトビラ

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内容紹介
国立歴史民俗博物館発! 歴史と文化への好奇心をひらく『REKIHAKU』!
いまという時代を生きるのに必要な、最先端でおもしろい歴史と文化に関する研究の成果をわかりやすく伝えます。

本書の特集は「日記がひらく歴史のトビラ」。

一冊の日記は、これほどまでに人を動かし、歴史を見る目を変えていく。
歴史を語る史料として、日記は魅力的でこんなにも奥深い。
日記を書き、読むことは私たちが歴史に参加し、歴史を実践する行為だ。

歴史学の世界では、日記が史料として研究対象となることがある。一方最近では、日記や手紙など個人の語りに注目する研究も行われている。個人の日記には、公式の歴史書では語られない「生の声」があふれ、きわめて魅力的な史料である。

日記という一人称の史料から、どのような歴史が描けるのか、日記研究の魅力と困難を、時代や地域やジェンダーを越えて語ることを目的とする。日記が歴史を語る史料として魅力的で奥深いものであることがわかれば、日記を書くこともより楽しくなるのではないだろうか。

特集テーマは「【特集対談】日記に寄り添うということ マーシャル諸島と戦争の記憶」「日記の生命力」「かな日記と『土佐日記』」「「日記」を書く遊女たち」「日記・文書としてのツイッター」「近代日本の「日記文化」を探究する」「個人の日記を社会の遺産に」「朝鮮時代の日記資料と研究動向」。

特集以外にも、教科書には載らない歴史のこぼれ話、いま注目の博物館漫画家・鷹取ゆうの連載、浅井企画のお笑い芸人・石出奈々子の連載、フィールドワークのビジュアル記事、デジタル研究や若手研究者の記事、全国の博物館や、くらしにまつわる事物を振り返る記事、そして海外の研究記事など、盛りだくさんで歴史と文化への好奇心をひらいていきます。

執筆は、大川史織、三上喜孝、松薗 斉、小倉慈司、横山百合子、小島道裕、田中祐介、島 利栄子、金 貞雲、齋藤 努、鷹取ゆう、石出奈々子、川村清志、日高 薫、廣川和花、大久保純一、亀田尭宙、橋本雄太、渡部圭一、山田慎也、内田順子、青木隆浩。

歴史や文化に興味のある人はもちろん、そうではなかった人にもささる本。それが『REKIHAKU』です。年3回刊行!
目次
【目次】

特集 日記がひらく歴史のトビラ

【特集対談】
日記に寄り添うということ マーシャル諸島と戦争の記憶
大川史織(映画監督)×三上喜孝(国立歴史民俗博物館教授)

1.平安時代の日記の破片
日記の生命力
―なぜ千年前の日記が今に伝わっているのか(松薗 斉)

2.女房が日記を記したのはいつからか?●COLUMN
かな日記と『土佐日記』(小倉慈司)

3.他者として遊女の「日記」を読むということ
「日記」を書く遊女たち(横山百合子)

4.不特定多数に宛てた現代の文書●COLUMN
日記・文書としてのツイッター(小島道裕)

5.制度化された近代日記の読み解き方
近代日本の「日記文化」を探究する(田中祐介)

6.一人ひとりの日記を収集・活用・保存する●COLUMN
個人の日記を社会の遺産に(島 利栄子)

7.一人ひとりの日常から歴史を見いだす歴史学
朝鮮時代の日記資料と研究動向(金 貞雲)

特集をもっと詳しく知りたい人へ
おすすめの4冊

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たかが歴史 されど歴史
金ぴかにみせる技術 小判(齋藤 努)

博物館マンガ 第3回
ようこそ!サクラ歴史民俗博物館
ただのケースじゃないんだ!?(鷹取ゆう)

石出奈々子のれきはく!探検 第3回
朱印船 妄想大航海へいざ出発(石出奈々子)

フィールド紀行
曳山に集いて、明日を見つめて 第3回(完)
祭りの明日へ─皆月山王祭─(川村清志)

誌上博物館 歴博のイッピン
親子二代にわたって収集
生田コレクション 鼓胴(日高 薫)

歴史研究フロントライン
ジェンダー概念をモノによって見せるとは
企画展示「性差(ジェンダー)の日本史」を終えて(横山百合子)

#ジェンダー展
ツイッターの中の人になってみた(廣川和花)

EXHIBITION 歴博への招待状
特集展示「黄雀文庫所蔵 鯰絵のイマジネーション」(大久保純一)

SPOTLIGHT 若手研究者たちの挑戦
コミュニティや時代や分野を越えて知の共有を目指す(亀田尭宙)

歴史デジタルアーカイブ事始め 第2回
カルチュラル・ジャパン(橋本雄太)

くらしの植物苑歳時記
特別企画「伝統の朝顔」のご案内

博物館のある街
滋賀県草津市 滋賀県立琵琶湖博物館
ほんものの琵琶湖へ出かけよう(渡部圭一)

くらしの由来記
お盆という行事(山田慎也)

研究のひとしずく
市のたのしみ 第3回(完)(内田順子)

Kaleidoscope of History
Collections Originally Archived by the Ōtsuka Museum of Traditional Implements and Tools(青木隆浩)

歴博友の会 会員募集/歴博の学校利用

英文目次
著者略歴
国立歴史民俗博物館(コクリツレキシミンゾクハクブツカン kokuritsurekishiminzokuhakubutsukan)
千葉県佐倉市城内町にある、日本の考古学・歴史・民俗について総合的に研究・展示する博物館。通称、歴博(れきはく)。歴史学・考古学・民俗学の調査研究の発展、資料公開による教育活動の推進を目的に、昭和56年に設置された「博物館」であり、同時に大学を中心とする全国の研究者と共同して調査研究・情報提供等を進める体制が制度的に確保された「大学共同利用機関」。 〒285-8502 千葉県佐倉市城内町 117 https://www.rekihaku.ac.jp/
三上喜孝(ミカミ ヨシタカ mikami yoshitaka)
国立歴史民俗博物館教授(日本古代史) 【著書】『天皇はなぜ紙幣に描かれないのか』(小学館、2018年)、『落書きに歴史をよむ』(吉川弘文館、2014年)、『日本古代の文字と地方社会』(吉川弘文館、2013年) 【趣味・特技】映画、演芸、ラジオ、アルトサックス
内田順子(ウチダ ジュンコ uchida junko)
国立歴史民俗博物館教授(民俗学/民俗学的な映画の研究)【著書】『映し出されたアイヌ文化―英国人医師マンローの伝えた映像』(吉川弘文館、2020年)、『DVDブック 甦る民俗映像 渋沢敬三と宮本馨太郎が撮った1930年代の日本・アジア』(共編著、岩波書店、2016年)【関心事】文化の内的な蓄積がいかに身体に反映されるのか
タイトルヨミ
カナ:レキハクトクシュウニッキガヒラクレキシノトビラ
ローマ字:rekihakutokushuunikkigahirakurekishinotobira

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国立歴史民俗博物館の既刊から
国立歴史民俗博物館/編 三上喜孝/編 内田順子/編
国立歴史民俗博物館/編 高田貫太/編 橋本雄太/編
国立歴史民俗博物館/編 山田慎也/編 内田順子/編 橋本雄太/編

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