近刊検索 デルタ

2019年5月25日発売

行舟文化

金時計

「名探偵オーウェン・バーンズ」シリーズ
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内容紹介
・日本先行発売! ポール・アルテ五年ぶりの新作!
・わが国の本格ミステリ愛好家は、世界中どこよりも早く読める!
・傑作『あやかしの裏通り』に続いての、「名探偵オーウェン・バーンズ」シリーズ第二弾。
・『2020本格ミステリ・ベスト10』 第5位

 一九一一年の冬――霧深い森にそびえる山荘「レヴン・ロッジ」。貿易会社の辣腕社長ヴィクトリアが招いたのは、いずれも一癖も二癖もある男女。ヴィクトリアの弟・ダレン、アーティストから転身した副社長アンドリュー・ヨハンソン夫妻、アンドリューの秘書のシェリル。アンドリューはシェリルとの浮気に溺れ、妻のアリスはとうにそれに気づいている。ダレンは金と女にだらしない男で、山荘で出会ったシェリルにも気がある様子……そんな顔ぶれが揃った朝、森の中で死体が発見される。現場は完全な「雪の密室」だった。
 一九九一年の初夏――劇作家アンドレは、子供の頃に観たサスペンス映画を探していた。スランプに陥っていたアンドレは妻のセリアの助言もあって、自身の創作の原点といえるほどの影響を受けながら、タイトルすら忘れてしまったその映画にもう一度向き合おうとしたのだ。隣人の勧めで、アンドレは映画マニアの哲学者モローを訪ね、彼の精神分析を通じて少年時代に立ち返っていく……。
 金の懐中時計、磔刑像、そして“存在しない戯曲"『黄衣の王』――魅惑的な小道具を通じて、80年の時を隔てた「過去」と「現在」が奇妙に呼応する、アルテ・ミステリの新境地!
目次
プロローグ
1  蜘蛛の巣
2  金時計
3  オリエントのイヴ
4  らせん階段
5  磔刑像
6  未知の色
7  黄衣の王
8  奇妙なまなざし
9  アリスとアンドリュー
10 リタの家で
11 ダレン
12 姿なき殺人者
13 チャンドラとシェリル
14 古い採石場
15 星々
16 星雲
17 カウボーイの話
18 モロー博士の訪問
19 鉄のアリバイ
20 再びブルターニュへ
21 出発
22 風車小屋
23 最後のチャンス
24 説明
25 リヴァプール
26 逃走
27 完璧な計画
エピローグ
訳者あとがき ―― アルテ『金時計』
著者略歴
ポール・アルテ(ポールアルテ pooruarute)
フランスの推理作家。ジョン・ディクスン・カーに傾倒し、密室殺人などの不可能犯罪をテーマに、名探偵が活躍するクラシカルな本格ミステリを精力的に発表している。日本でも、2002年に邦訳された『第四の扉』以来、作品が3作連続で「本格ミステリ・ベスト10」の1位を獲得するなど高い評価を得る。
平岡敦(ヒラオカアツシ hiraokaatsushi)
フランス文学翻訳家。1955年千葉市生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒、中央大学大学院仏文学専攻修了。大学在学中はワセダミステリクラブに所属。現在は中央大学、青山学院大学、法政大学等で仏語、仏文学を講じるかたわら、フランス・ミステリを中心に純文学、怪奇小説、ファンタジー、SF、児童文学、絵本など幅広い分野で翻訳活動を続けている。『この世でいちばんすばらしい馬』および『水曜日の本屋さん』で産経児童出版文化賞を、『オペラ座の怪人』で日仏翻訳文学賞を、『天国でまた会おう』で日本翻訳家協会翻訳特別賞を受賞する。そのほか主な訳書にグランジェ『クリムゾン・リバー』、アルテ『第四の扉』、ルブラン『怪盗紳士ルパン』がある。
タイトルヨミ
カナ:キントケイ
ローマ字:kintokei

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行舟文化の既刊から
千澤のり子/著 花芽宮るる/装画
芦辺拓/著/文 影山徹/装画 えのころ工房/挿絵
ポール・アルテ/著、画 平岡敦/訳
ポール・アルテ/著、画 平岡敦/訳
紫金陳/著 阿井幸作/訳
もうすぐ発売(1週間以内)
文藝春秋:堂場瞬一 
講談社:西田幸樹 
共立出版:小池直之 
講談社:小松江里子 

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