近刊検索 デルタ

2019年1月15日発売

小鳥遊書房

出版社名ヨミ:タカナシショボウ

イェイツ・コード

詩魂の源流/面影の技法
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内容紹介
全作品を横断して読むことで見えて来る
巧みに埋め込まれたイェイツのコード(=暗号)!
その鍵は、アイルランドの琵琶法師・カルディにあった。

アイルランドの伝承「ディヘンハンス」、日本の「夢幻能」からヒントを得て生み出された、イェイツの詩作技法「ファンタスマゴリア」(=面影の技法)。この技法によって作品に描かれる、アイルランドの修道院文化の礎を築いた「カルディ」の系譜を、作品に見出し、イェイツ研究最大の死角に挑んだ画期的研究書!
目次

第一章: めぐり逢う僧侶たち 西洋の琵琶法師と東洋のカルディ
第二章: アイルランドのコーカサス、ベン・ブルベン
第三章: 墓碑に宿るアイルランドの琵琶法師、カルディの面影
第四章: 魂の永遠回帰 墓場(トゥーム)から揺籠/子宮(ウーム)へ
第五章: 「蜜蜂の巣」/聖者と魔女の共生の住処
第六章: 北イ・ニールの王子・聖コロンバ、騎馬の聖者
第七章: ディンヘンハスの大いなる形式 、憑依/面影の技法
第八章: カルディの起源としての聖アントニー
第九章: イェイツの墓石と古代の高十字架
第十章 :  贖罪巡礼の聖地、ベン・ブルベン
第十一章: 「ベン・ブルベンの麓で」と「黒い塔」の間で
著者略歴
木原 誠(キハラ マコト kihara makoto)
1961年、福岡県生まれ。佐賀大学文化教育学部教授(国際文化課程)。著書に『イェイツと夢』(2001年第一回日本キリスト教文学会賞)、『煉獄のアイルランド』(以上、彩流社)。編共著 に『周縁学——〈九州/ヨーロッパ〉の近代を掘る』(昭和堂)、『歴史と虚構のなかのヨーロッパ——国際文化学のドラマツルギー』(昭和堂)。共著に『臨床知と徴候知』(作品社)、『愛のモチーフ——イギリス文学の風景』(彩流社)。
タイトルヨミ
カナ:イェイツコード
ローマ字:iェitsukoodo

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