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2020年1月28日発売

花鳥社

出版社名ヨミ:カチョウシャ

はじめて読む 源氏物語

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内容紹介
日本文学究極の傑作を人生のパートナーに。
光源氏の人生をわかりやすく見通せる『源氏物語』入門。

選り抜きの名場面や重要な一節を取り上げて鑑賞しながら、物語の大きな流れと、読みどころを丁寧に解説。
恋と冒険、出会いと別れ、親睦と裏切り、誤解やすれ違い、夢や予言や陰謀まで、多くの話題が複雑に絡み合う物語を味わうための道案内。
目次
1 桐壺巻―物語のはじまり
  ダイジェスト1 帚木三帖

2 若紫巻―紫の上と藤壺
  ダイジェスト2 末摘花巻

3 紅葉賀・花宴巻―光源氏 青春の恋

4 葵・賢木巻―波乱の予感
  ダイジェスト3 花散里巻

5 須磨・明石―流離と復活
  ダイジェスト4 澪標・蓬生・関屋巻

6 絵合・松風巻―新たな宮廷秩序

7 薄雲・朝顔巻―藤壺退場

8 少女巻―物語の転換点
  ダイジェスト5 玉鬘十帖

9 梅枝・藤裏葉巻―栄華の完成

10 若菜巻―老年の光源氏

11 柏木・横笛巻―不義の連鎖
  ダイジェスト6 鈴虫・夕霧巻

12 御法・幻巻―紫の上と光源氏の退場

[コラム]たのしい『源氏絵』の世界
主要人物紹介/あとがき/執筆者紹介
著者略歴
藤原 克己(フジワラ カツミ fujiwara katsumi)
1953年、広島市に生まれる。    東京大学大学院博士課程中退。博士(文学)。    岡山大学、神戸大学、東京大学教授を経て、 現在 武蔵野大学特任教授、東京大学名誉教授。 著書に『菅原道真 詩人の運命』(ウェッジ選書)、共著に『日本の古典―古代編』(放送大学教育振興会)、『源氏物語 におう、よそおう、いのる』(ウェッジ選書)、論文に「『源氏物語』と『クレーヴの奥方』―ロマネスクの諸相」(柴田元幸編『文字の都市』、東京大学出版会)などがある。
今井 上(イマイ タカシ imai takashi)
1973年生まれ・専修大学教授 『源氏物語 表現の理路』(笠間書院、2008年)、『文学トレーニング古典編』(三省堂、2013年)、「『源氏物語』研究の現在」(『国語と国文学』2018年5月) ほか。
青島 麻子(アオシマ アサコ aoshima asako)
1982年生まれ・聖心女子大学専任講師 『源氏物語 虚構の婚姻』(武蔵野書院、2015年)、「『落窪物語』における婚儀」(『国語と国文学』 2017年9月)、『学びを深めるヒントシリーズ 源氏物語』(明治書院、2019年)ほか。
東 俊也(アズマ トシヤ azuma toshiya)
1975年生まれ・武蔵高等学校中学校教諭 「寝覚の上の心」(『国語と国文学』2004年1月)、「浮舟物語と贈答歌」(『むらさき』2005年12月)ほか。
金 静熙(キム ジョンヒ kimu jonhi)
1973年生まれ・嘉泉大学校研究教授 「浮舟巻の表現構造」(『国語と国文学』2010年9月)、『日本文化の連続性と変化』(亦楽・ソウル、2018年)、「漢籍の引用と物語の構成」(『日語日文学研究』2018年5月)ほか。
金 秀姫(キム スヒ kimu suhi)
1970年生まれ・漢陽女子大学教授 『空蝉物語の「いとなつかしき人香」考』(『むらさき』、2000年12月)、「浮舟物語における嗅覚表現 「袖ふれし人」をめぐって』(『国語と国文学』2001年1月)、「古今集の感覚」(『古今和歌集研究集成』第二巻、風間書房、2004年)、「「嗅覚」 と「言葉」」(『薫りの源氏物語』、翰林書房、2008年)ほか。
栗本 賀世子(クリモト カヨコ kurimoto kayoko)
1981年生まれ・慶應義塾大学准教授 『平安朝物語の後宮空間』(武蔵野書院、2014年)、「桐壺の一族」(『古代文学論叢』20 輯、武蔵野書院 、2015年)、「花散る里の女御」(『源氏物語 煌めくことばの世界Ⅱ』、翰林書房、2018年) ほか。
中西 翔(ナカニシ ショウ nakanishi shou)
1983年生まれ・麻布中学校高等学校教諭 「『色好み』の再検討」(『むらさき』47、2010年12月)、「日常の学習におけるアクティブ・ラーニング」(『麻布中学校・高等学校紀要』4、 2016年3月)ほか。
林 悠子(ハヤシ ユウコ hayashi yuuko)
1982年生・東京大学特任研究員 「浮舟物語の時間試論」(『文学』2015年1月)、「源氏物語の「年ごろ」と「月ごろ」」(『源氏物語 煌めくことばの世界Ⅱ』翰林書房、2018年)ほか。
松野 彩(マツノ アヤ matsuno aya)
1976年生まれ・国士舘大学准教授 『うつほ物語と平安貴族生活』(新典社、2015年)、「秋好中宮の童女」(『歴史のなかの源氏物語』思文閣出版、2011年)、「『篁物語』「橡の衣」についての考察」(『国士舘人文学』2019年3月) ほか。
尹 勝玟(ユン スンミン yun sunmin)
1971年生まれ・韓国外国語大学非常勤講師 「八の宮の遺言の多義性」(『国語と国文学』2009年1月)、「浮舟物語の方法」(『むらさき』2009年12月)、「『源氏物語』アイロニー考」(韓国外大日本研究所『日本研究』2017年12月) ほか。
吉田 幹生(ヨシダ ミキオ yoshida mikio)
1972年生まれ・成蹊大学教授 『日本古代恋愛文学史』(笠間書院 、2015年)、「高麗の相人の言葉をめぐって」(『国語国文』2016年12月)、「雨夜の品定め」の射程」(『成蹊国文』2018年3月)ほか。
李 宇玲(リ ウレイ ri urei)
1972年生まれ・中国同済大学教授 『古代宮廷文学論』(勉誠出版、2011年)、「かいまみの文学史 平安物語と唐代伝奇のあいだ」(『アジア遊学』2016年6月)、「『源氏物語』と「秋興賦」」(『国語と国文学』2019年12月)ほか。
タイトルヨミ
カナ:ハジケメテヨムゲンジモノガタリ
ローマ字:hajikemeteyomugenjimonogatari

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