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2020年1月14日発売

花鳥社

「上代のことばと文字」入門

上代文学研究法セミナー
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内容紹介
漢字を構成する三要素、〝字形・漢字音・字義〟を理解するために。

『古事記』『日本書紀』『万葉集』『風土記』をはじめ、上代文学作品は漢字のみで記されています。
〈読む〉ためには漢字を理解できていなければなりません。
基礎知識とその運用法、工具書とその使用法を解説します。
目次
「上代のことばと文字」への招待—上代文学研究における国語学とは何か[瀬間正之]

I●上代文字資料をどのように扱えばよいか
上代文学と国語学—地名「高羅」をどう訓むか[瀬間正之]
 1 導入
 2 『肥前国風土記』「高羅」をどう訓むか?

上代の字体入門[笹原宏之]
 1 上代の文字資料
 2 漢字の分類と用語
 3 中国製漢字
 4 日本製異体字・日本製用法・日本製漢字
 5 おわりに

原本系『玉篇』の意義と検索方法[瀬間正之]
 1 原本系『玉篇』と上代文学
 2 原本系『玉篇』書誌・現行本
 3 原本系『玉篇』検索方法
 4 その後の佚文検索
 「萬葉集用字考証実例」索引

六朝口語(唐代口語)をどのように調べるか[瀬間正之]
 1 六朝口語と上代文学
 2 具体例1「所有」
 3 具体例2「不問」
 4 具体例3「〜得」
 5 調べ方

* * * *

国語学の知識と方法をどのように生かすか—上代文学研究における課題を探る[上野美穂子]
 1 はじめに
 2 文字選択の可能性と訓詁注釈
 3 音声・音韻・文法からみた『万葉集』研究
 4 さいごに

II●研究状況とこれからの課題
『続日本紀』宣命の語彙をめぐる諸問題[根来麻子]
 中国の詔勅類と宣命との関係/語彙の位相と述作者の用語選択/日常的な文書類の語彙との共通点/今後の展望

被覆形・露出形の様相[蜂矢真弓]
 被覆形・露出形の先行研究/名詞の被覆形・露出形/名詞・動詞・形容詞の被覆形/形容詞の被覆形・露出形/被覆形の様相/付録 品詞別被覆形・露出形の例

表現から見る『日本書紀』の成立[葛西太一]
 『日本書紀』の性格/その表現は漢語漢文か/その表現は文言文か/規範の所在/今後に向けて

木簡がことばと文字の研究にもたらした新知見[方国花]
 日本における木簡研究のはじまり/木簡研究がもたらした新知見/木簡関連データベースの紹介/東アジア的視点での木簡研究

III●知っておくべき基本研究文献
   [岩澤克・田中草大・黄明月・方国花・宮川優・瀬間正之]
著者略歴
瀬間 正之(セマ マサユキ sema masayuki)
1958年生まれ。上智大学文学部教授。博士(文学)。 著書に『記紀の表記と文字表現』(おうふう)、『風土記の文字世界』(笠間書院)、『記紀の文字表現と漢訳仏典』(おうふう)、『古事記音訓索引』(編・おうふう)、『電脳国文学』(共著:著者代表・好文出版)、『「記紀」の可能性(古代文学と隣接諸学10)』(編・竹林舎)など。
笹原 宏之(ササハラ ヒロユキ sasahara hiroyuki)
早稲田大学教授。
上野 美穂子(ウエノ ミホコ ueno mihoko)
秀明大学教授。
根来 麻子(ネゴロ アサコ negoro asako)
甲南女子大学専任講師。
蜂矢 真弓(ハチヤ マユミ hachiya mayumi)
大阪大学助教。
葛西 太一(カサイ タイチ kasai taichi)
日本学術振興会特別研究員PD。
方 国花(ホウ コッカ hou kokka)
奈良文化財研究所客員研究員。
岩澤 克(イワサワ カツミ iwasawa katsumi)
上智大学キリスト教文化研究所特別研究員。
田中 草大(タナカ ソウタ tanaka souta)
京都大学講師。
黄 明月(コウ メイゲツ kou meigetsu)
京都大学非常勤講師。
宮川 優(ミヤカワ ユウ miyakawa yuu)
上智大学大学院博士後期課程。
タイトルヨミ
カナ:ジョウダイノコトバトモジニュウモン
ローマ字:joudainokotobatomojinyuumon

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花鳥社の既刊から
多田一臣/著
瀬間正之/編 笹原宏之/執筆 上野美穂子/執筆 根来麻子/執筆 蜂矢真弓/執筆 葛西太一/執筆 ほか
多田一臣/著
松尾葦江/編 井上泰至/著 長坂成行/著 和田琢磨/著 小秋元段/著 森田貴之/著 ほか
小林敦子/著

連載記事

発売してからどうです(仮)

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