近刊検索 デルタ

2023年7月13日発売

花鳥社

出版社名ヨミ:カチョウシャ

ことばと身体

尼ヶ﨑彬セレクション
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内容紹介
「頭」より、「腹」でわかる!

「腹でわかる」「腑に落ちる」と言うが、何かに納得するとき、実は論理以外の作用が働いている。
「感性的理解」という、もうひとつの回路を解き明かした名著、待望の復刊。

あなたはきっと、「腑に落ちる」だろう。

*本書は、1990年の勁草書房版に、一部改訂を施して刊行するものです。

「尼ヶ﨑彬セレクション」全4巻完結
目次


一 「たとえ」の構造―隠喩と事例―

二 「らしさ」の認知―プロトタイプとカテゴリー―
 1 代表詞
 2 二つのカテゴリー―形成と分類―
 3 差異と原型
 4 プロトタイプと隠喩

三 「わかり」の仕組み―真理と納得―
 1 語の意味―定義と「らしさ」―
 2 文の意味―制度と過程―
 3 思考―推論と理解―

四 「なぞらえ」の思考―概念の元型と共通感覚―
 1 知ることとわかること
 2 「らしさ」の図式
 3 「なぞらえ」による理解
 4 「なぞらえ」と概念体系
 5 共通感覚としての「らしさ」

五 「身にしむ」言葉―制度的意味と受肉した意味―
 1 概念構造と身体
 2 原初の概念形成
 3 理解と名指し
 4 意味の受肉

六 「なぞり」の方略―レトリックと身体―
 1 学びの方略―模倣と「なぞり」―
 2 コミュニケーションの方略―「なぞり」の呼応―
 3 レトリックの方略―「わざ言語」と「見え先行方略」―
 4 レトリックの回路―意味の生成―

結びにかえて―言葉についての一寓話―

あとがき
『セレクション版』のためのあとがき
著者略歴
尼ヶ﨑 彬(アマガサキ アキラ amagasaki akira)
1947 年愛媛県生まれ。 東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退(美学芸術学専攻)。 東京大学助手、学習院女子短期大学助教授を経て2017 年まで同女子大学教授。 美学、舞踊学。 著書に、『利休の黒』(花鳥社、2022年)、『花鳥の使』(復刊、花鳥社、2023年)、『日本のレトリック』(復刊、花鳥社、2023年)、『縁の美学』(勁草書房、1995年)、『ダンス・クリティーク』(勁草書房、2004年)、『近代詩の誕生』(大修館書店、2011年)、『いきと風流』(大修館書店、2017年)など。
タイトルヨミ
カナ:コトバトシンタイ
ローマ字:kotobatoshintai

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