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2020年2月5日発売

木立の文庫

出版社名ヨミ:コダチノブンコ

箱庭ものがたり こころの綴りかた教室

こころの綴りかた教室
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内容紹介
 わたしたちは知らずと、周りに「適応」し「競争」し、常に「上昇」することを求められていないでしょうか? 他人と比べて焦ったり落ち込んだり、人間関係のストレスも。孤独は寂しいけれど、人と居ると息が詰まって「どこかへ逃げ出したくなる」……。
 誰しも、「これがわたしの望んだ生活? わたしらしい生き方?」と、こころに“渇き”や“疑問”を覚えることがあります。そんな日々に耐え続けると、心身が悲鳴を上げます。うつ状態になったり、からだが不調になったり……。


 「溢れそうな思いをよくわかってくれる人に聴いてほしい」「気持を整理したい」といった思いも、多くの人が抱いているのではないでしょうか。そのような思いに応えた本書は、自分だけの“こころの井戸掘り”に親しんで頂くための、ささやかな試みです。
 この本で紹介する《箱庭ものがたり》ワークでは、両腕で抱えられる程の木枠の「砂場」で、森や海や動物の“いのち”と交歓するなか、自然と“こころとからだ”が語りあいます。普段は胸に届かない「声」が受けとめられて、わたしだけのファンタジーが紡ぎだされます。
目次
はじまりの章 箱庭ものがたりの誕生
   はじまりの始まり/抒情の力/内面の秘密を語る


【こころの井戸を掘る】

第一章 うしなうことを巡って
   喪の語りと詩歌/翔の感じていたこと/見守り手の眼差

第二章 つながりをつくる旅
   旅のはじまり/前川氏の感じていたこと/見守り手の眼差

第三章 道はつづく
   気づいていない何か/茜さんの感じていたこと/見守り手の眼差


【わたしとのダイアローグ】

第四章 穏やかに、静かに
   内なるつながり/理香子さんの感じていたこと/見守り手の眼差

第五章 わたしという物語
   わたしだった私/冬美さんの感じていたこと/見守り手の眼差/五年後の冬美さん

第六章 旅のふかまり
   かさなる対話


おしまいの章 箱庭ものがたり物語
   ものがたり研究/研究ものがたり/クライエントのものがたり/
   これからの箱庭ものがたり/ものがたりに惹かれて
著者略歴
菅 佐和子(スガ サワコ suga sawako)
1949年生まれ。 1977年京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学、教育学博士。 愛知医科大学精神科、愛知女子短期大学勤務を経て、 1991-2013年: 京都大学医療技術短期大学部・京都大学医学部保健学科・京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻教授。 2013-2015年: 関西看護医療大学教授。 2015-2018年: 京都橘大学健康科学部心理学科教授。 現在、深草YYOS研究所。 臨床心理士。
タイトルヨミ
カナ:ハコニワモノガタリ
ローマ字:hakoniwamonogatari

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