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定価:2,420円(2,200円+税)
判型:四六変形
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内容紹介
人の話を聴いてふと心を動かされる時、どこか“切なさ”を伴った“親しみ”のようなものを感じることはないでしょうか? それが「悲しみ」の感覚だとして、著者はその「悲しみ」こそが、人と人がつながる要と考えます。本書は、心理相談はじめ全ての対人援助職が、日々の営みのなか保っておきたい感覚を、現実の「困りごと」場面ごとに呼び覚ましてくれます。――領域横断型の「臨床心理」オールマイティ手引書。骨子としては、タテ糸:深層心理学/ヨコ糸:ロジャーズ人間観で織られた、誰もが親しめる入門書です。
目次
序 章 生きることに悩んだとき
困難のなかで見えてくるもの
求められる援助の姿勢
第一章 人の成長と回復を支えるもの
「自分」の多層性
悩む自分
もうひとりの自分
第二章 人を支える対話――聴いて理解する
安心の関係は出会いから
相談を受けるときの二つの姿勢
苦しみや悲しみを抱える人が求めるもの
聴いてもらっている手応え
安全な関係とは
否定的な感情への対応
心の相談の流れ
聴く力をつけるために
第三章 症状やストレスへのまなざし
症状への理解
症状の回復へのまなざし
身体症状の理解と回復
問題行動の理解と回復
精神症状の理解と回復――特に働く人のうつを巡って
第四章 トラウマからの回復
トラウマ(心の傷)とは
PTSDの主要症状と種類
トラウマからの回復
聴き手の重要性
語る先に見えるもの
終 章 生きる安心を得るために――そのままのあなたで大丈夫
困難のなかで見えてくるもの
求められる援助の姿勢
第一章 人の成長と回復を支えるもの
「自分」の多層性
悩む自分
もうひとりの自分
第二章 人を支える対話――聴いて理解する
安心の関係は出会いから
相談を受けるときの二つの姿勢
苦しみや悲しみを抱える人が求めるもの
聴いてもらっている手応え
安全な関係とは
否定的な感情への対応
心の相談の流れ
聴く力をつけるために
第三章 症状やストレスへのまなざし
症状への理解
症状の回復へのまなざし
身体症状の理解と回復
問題行動の理解と回復
精神症状の理解と回復――特に働く人のうつを巡って
第四章 トラウマからの回復
トラウマ(心の傷)とは
PTSDの主要症状と種類
トラウマからの回復
聴き手の重要性
語る先に見えるもの
終 章 生きる安心を得るために――そのままのあなたで大丈夫
著者略歴
大築明生(オオツキ アキオ ootsuki akio)
1951年、茨城県生まれ。公認心理師。
民間企業勤務を経て、36歳のときカウンセリングの世界に入る。
茨城カウンセリングセンターでカウンセラーとして活動し、同センターの副理事長を経て、2021年に退職。
在職中は、職場、家庭、人生、心身の不調等の相談に携わる。また、メンタルヘルスやカウンセリングに関する研修や講演、エンカウンター・グループのファシリテーター、大学や看護専門学校の非常勤講師などを担当する。
現在、複数の民間相談機関でカウンセリングを担当している。
著書(分担執筆)に次のようなものがある。
『パーソンセンタード・エンカウンターグループ』〔ナカニシヤ出版, 2005年〕、『パーソンセンタード・アプローチの挑戦』〔創元社, 2011年〕、『人間性心理学ハンドブック』〔創元社, 2012年〕、『エンカウンター・グループの新展開』〔木立の文庫, 2020年〕。
タイトルヨミ
カナ:カナシミニ シタシム ココロ
ローマ字:kanashimini shitashimu kokoro
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