近刊検索 デルタ

2021年12月1日発売

聖学院大学出版会

ヨーロッパ文化と日本文化ーー人間の自己理解から学ぶ

Veritas Books
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
ヨーロッパ思想史の研究家である著者はヨーロッパ文化と日本文化との相違点と一致点を新しく霊性の観点から考察する。これまでは人間を魂と身体という二元論にもとづいて考察してきたが、心の深層には魂と身体とは別の霊性の機能が見いだされる。著者はこの視点から愛や信仰の理解、死生観、人間の自律・自由などに焦点を当て、両文化の比較から対話の可能性を探究する。こうした人間学的なアプローチは、人間の自己理解から多彩な文化的な営みを解釈する試みである。ギリシア的理性とキリスト教的な霊性との総合として結実してきたヨーロッパ文化と日本文化の特質を対比的に明らかにする。
目次
第Ⅰ部 講演
 第1講 ヨーロッパ文化と日本文化
 第2講 対話と協調の時代――対話と協調から日本文化を再考する
 第3講 出会いにおける愛の現象
 第4講 愛の誤解について――日本人の問題点
 第5講 愛の秩序と射程
 第6講 他者とどう関わるべきか
 第7講 ルターの死生観
 第8講 現代人にとって自律は可能か
 第9講 「霊性」研究の現代的な意義
 第10講 日本的霊性とヨーロッパ思想
 第11講 日本文化における恥と良心
 第12講 青年時代に求めたもの         
第Ⅱ部 エッセイ
 1 フレッシュマン精神
 2 ヨーロッパの格言
 3 古典研究の意義
 4 キリスト教古代への関心
 5 敬虔と科学(pietas et scientia)
著者略歴
金子晴勇(カネコハルオ kanekoharuo)
1932年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。 現在、岡山大学名誉教授、聖学院大学総合研究所名誉教授。 文学博士(京都大学) 【著書】『ルターの人間学』、『アウグスティヌスの人間学』、 『近代自由思想の源流』、『マックス・シェーラーの人間学』、 『ルターとドイツ神秘主義』、『近代人の宿命とキリスト教』、 『エラスムスとルター』、『アウグスティヌスの恩恵論』、 『ヨーロッパ人間学の歴史』、『キリスト教人間学入門』、 『ヨーロッパ思想史』ほか多数。 【訳書】エラスムス『エンキリディオン』、『対話集』、ベル ナール『雅歌の説教』、ルター『生と死の講話』、『神学討 論集』、『主よあわれみたまえ─詩編51編の講解』、アウ グスティヌス『ペラギウス派駁論集(1)、(2)、(3)、 (4)』、『ドナティスト駁論集』、『ヨハネによる福音書講解 説教(2)』、『書簡集(1)、(2)』、『詩篇注解4』(共訳)、 『神の国(上・下)』(共訳)、C.N. コックレン『キリスト教と古典文化』ほか。
タイトルヨミ
カナ:ヨーロッパブンカトニホンブンカ ニンゲンノジコリカイカラマナブ
ローマ字:yooroppabunkatonihonbunka ningennojikorikaikaramanabu

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

もうすぐ発売(1週間以内)
NHK出版:藤本有紀 NHKドラマ制作班 NHK出版 
主婦と生活社:鶴間政行 
三笠書房:清水建二 すずきひろし 

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。