( )
定価:1,980円(1,800円+税)
判型:A5
書店在庫をチェック
内容紹介
山之口貘(1903-1963)。近代・現代を代表する沖縄生まれの詩人。人は、放浪詩人、貧乏詩人、風刺詩人、宇宙詩人、そして、精神の貴族……と呼んだ。
本書は、生涯に198篇しか残さなかった寡作の詩人の作品から135篇を選び、その人生をたどるようにして、5章からなるアンソロジーを編みました。類書と比べ詩の収録数が多いことに加え、一篇一篇の詩を丁寧に扱った美しいレイアウトも特長です。詩論「詩とはなにか」をはじめ、詩の生まれた背景が独自の文体で描かれた自伝的小説3篇が収録されているのも、本書ならではの特典。
本書は、生涯に198篇しか残さなかった寡作の詩人の作品から135篇を選び、その人生をたどるようにして、5章からなるアンソロジーを編みました。類書と比べ詩の収録数が多いことに加え、一篇一篇の詩を丁寧に扱った美しいレイアウトも特長です。詩論「詩とはなにか」をはじめ、詩の生まれた背景が独自の文体で描かれた自伝的小説3篇が収録されているのも、本書ならではの特典。
目次
詩論「詩とはなにか」
第一章 住所不定
晴天
天
杭
求婚の広告
若しも女を摑んだら
現金
唇のやうな良心
萌芽
立ち往生
自己紹介
食人種
大儀
無題
疲れた日記
妹へおくる手紙
賑やかな生活である
青空に囲まれた地球の頂点に立つて44
解体
夜
光線
生きてゐる位置
挨拶
無機物
マンネリズムの原因
食ひそこなつた僕
存在
僕の詩
数学
再会
来意
猫
転居
士族
鼻のある結論
襤褸は寝てゐる
上り列車
世はさまざま
血
天から降りてきた言葉
第二章 結婚と暮らし
友引の日
思ひ出
畳
喪のある景色
生きる先々
曲り角
兄貴の手紙
土地1
土地2
土地3
疎開者
縁側のひなた
ミミコ
ミミコの独立
ヤマグチイズミ
闇と公
蠅
汽車
初夢
編上靴
常磐線風景
巴
親子
相子
たねあかし
税金のうた
借金を背負って
博学と無学
人の酒
ぼすとんばっぐ
借り貸し
影
彼我
珈琲店
右を見て左を見て
鹿と借金
自問自答
柄にもない日
萎びた約束
年越の詩うた
処女詩集
玄関
紳士寸感
芭蕉布
口のある詩
十二月
石に雀
首
酔漢談義
ろまんす・ぐれい
月見草談義
表札
かれの奥さん
十二月のある夜
ある家庭
首をのばして
桃の花
ひそかな対決
野次馬
第三章 故郷沖縄
沖縄よどこへ行く
おさがりの思い出
耳と波上風景
がじまるの木
不沈母艦沖縄
基地日本
沖縄風景
島での話
正月と島
島
島からの風
弾を浴びた島
第四章 戦争風刺
思辨
弾痕
夢を見る神
応召
かれの戦死
ねずみ
羊
雲の上
第五章 歌になった詩
ものもらひの話
生活の柄
夜景
石
第一印象
玩具
会話
座蒲団
紙の上
結婚
深夜
告別式
鮪に鰯
歯車
貘
たぬき
頭をかかえる宇宙人
小説三篇
詩人便所を洗う
詩人の結婚
詩人の一家
年譜
娘より、そして、ファンより
沖縄県と父・など 山之口泉
ムコウノヒト 高田漣
貘の詩とお金 宇田智子
第一章 住所不定
晴天
天
杭
求婚の広告
若しも女を摑んだら
現金
唇のやうな良心
萌芽
立ち往生
自己紹介
食人種
大儀
無題
疲れた日記
妹へおくる手紙
賑やかな生活である
青空に囲まれた地球の頂点に立つて44
解体
夜
光線
生きてゐる位置
挨拶
無機物
マンネリズムの原因
食ひそこなつた僕
存在
僕の詩
数学
再会
来意
猫
転居
士族
鼻のある結論
襤褸は寝てゐる
上り列車
世はさまざま
血
天から降りてきた言葉
第二章 結婚と暮らし
友引の日
思ひ出
畳
喪のある景色
生きる先々
曲り角
兄貴の手紙
土地1
土地2
土地3
疎開者
縁側のひなた
ミミコ
ミミコの独立
ヤマグチイズミ
闇と公
蠅
汽車
初夢
編上靴
常磐線風景
巴
親子
相子
たねあかし
税金のうた
借金を背負って
博学と無学
人の酒
ぼすとんばっぐ
借り貸し
影
彼我
珈琲店
右を見て左を見て
鹿と借金
自問自答
柄にもない日
萎びた約束
年越の詩うた
処女詩集
玄関
紳士寸感
芭蕉布
口のある詩
十二月
石に雀
首
酔漢談義
ろまんす・ぐれい
月見草談義
表札
かれの奥さん
十二月のある夜
ある家庭
首をのばして
桃の花
ひそかな対決
野次馬
第三章 故郷沖縄
沖縄よどこへ行く
おさがりの思い出
耳と波上風景
がじまるの木
不沈母艦沖縄
基地日本
沖縄風景
島での話
正月と島
島
島からの風
弾を浴びた島
第四章 戦争風刺
思辨
弾痕
夢を見る神
応召
かれの戦死
ねずみ
羊
雲の上
第五章 歌になった詩
ものもらひの話
生活の柄
夜景
石
第一印象
玩具
会話
座蒲団
紙の上
結婚
深夜
告別式
鮪に鰯
歯車
貘
たぬき
頭をかかえる宇宙人
小説三篇
詩人便所を洗う
詩人の結婚
詩人の一家
年譜
娘より、そして、ファンより
沖縄県と父・など 山之口泉
ムコウノヒト 高田漣
貘の詩とお金 宇田智子
著者略歴
山之口貘(ヤマノクチバク yamanokuchibaku)
山之口貘(やまのくち ばく)
1903年~1963年。沖縄生まれの詩人。1938年、第1詩集『思辨の苑』。1940年、第2詩集『山之口貘詩集』。1958年、『定本 山之口貘詩集』で第2回高村光太郎賞受賞。1963年、59歳で永眠。死の直前、詩業に対し沖縄タイムス賞が授与される。1964年、遺稿詩集『鮪に鰯』刊行。1975(~1976)年、『山之口貘全集』(全4巻)刊行、近年では、2013年に『新編 山之口貘全集』が刊行されている。
タイトルヨミ
カナ:スゴイシジンノモノガタリ
ローマ字:sugoishijinnomonogatari
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。
山之口貘 最近の著作
もうすぐ発売(1週間以内)
近刊:ランダム
新着:ランダム(5日以内)
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。