( )
定価:1,320円(1,200円+税)
判型:B6
※地方・小出版流通センター扱い
書店在庫をチェック
内容紹介
「でも、アルツハイマーって意外とたのしい」
母が倒れ、父がアルツハイマーと診断されて始まったふたり暮らし。てんやわんやの毎日は、思いがけず楽しいものだった。やわらかに老いてゆく中で、これまでほとんど語ってこなかった、遠い記憶であるはずの故郷・台湾の断片がふとした瞬間に現れ、新たに父を発見する日々。父の日常を描きとめたスケッチに台湾の風物画を織り交ぜ、詩と言葉を添えた。父と私の10年──。著者はH氏賞詩人。
母が倒れ、父がアルツハイマーと診断されて始まったふたり暮らし。てんやわんやの毎日は、思いがけず楽しいものだった。やわらかに老いてゆく中で、これまでほとんど語ってこなかった、遠い記憶であるはずの故郷・台湾の断片がふとした瞬間に現れ、新たに父を発見する日々。父の日常を描きとめたスケッチに台湾の風物画を織り交ぜ、詩と言葉を添えた。父と私の10年──。著者はH氏賞詩人。
著者略歴
龍 秀美(リュウ ヒデミ ryuu hidemi)
1948年、父劉秀雅・母みち子の間に日本佐賀県で生まれる。1974年、日本に帰化。翌年初めて父の故郷台湾台中県豊原郷を訪問する。その頃から台湾をテーマにした詩を書き始める。2000年、第二詩集『TAIWAN』で日本現代詩人会第50回H氏賞受賞。第三詩集『父音』で第19回小野十三郎賞最終候補。他に『詩集 花象譚』(詩学社)、編著『一丸章全詩集』(海鳥社)、『龍秀美詩集TAIWAN(中文版)』(花乱社)など。
タイトルヨミ
カナ:シガシュウトウサンガアルツハイマーニナッタ
ローマ字:shigashuutousangaarutsuhaimaaninatta
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。
もうすぐ発売(1週間以内)
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。