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2021年5月25日発売

未来哲学研究所

特集・異なる近代の可能性 非西欧の視座から

未来哲学
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内容紹介
思想の冬の時代に、あえて船出する思想誌です。希望を語ろうとするのではありません。そのこと自体が主題となるほどに困難であるからこその挑戦──手がかりは、非西欧の思想圏への、あらためての着目です。イスラーム、東アジア、ロシアその他の地域の見えなくされた可能性を掘り起こし、思想の風景を描き直すカギを探します。
希望とは何か、終末とは何か。一つの大きなサイクルが巡り終えたかのような、薄暮に閉ざされた時節を超えるために。
目次
特集・異なる近代の可能性 
非西欧圏の思考から「近代」に由来するものではない思考の端緒を探求し、これまで排除されてきた着想の種子を掘り起こす。

特集 異なる近代の可能性――非西欧の視座から
    はじめに                     朝倉友海
    ロシア、全一性の視座──ソロヴィヨフを中心として    谷 寿美
    清末、もうひとつの進化論と「個」──梁啓超、章炳麟  坂元ひろ子
    ムハンマド・アブドゥフとイスラーム神学      小村優太
       ──『神の一性論考』における神の予定と自由意志    西平 直
    ブータンという生き方──転生のコスモロジーと欲望の拡大
   対談 情熱の人、井筒俊彦と東方        山内志朗・永井 晋
提言 未来のために
   もう始まってしまった試練の時に──希望はあるのか
                         オレリアン・バロー
著者略歴
末木文美士(スエキフミヒコ suekifumihiko)
山内志朗(ヤマウチシロウ yamauchishirou)
中島隆博(ナカジマタカヒロ nakajimatakahiro)
タイトルヨミ
カナ:トクシュウ・コトナルキンダイノカノウセイ ヒセイオウノシザカラ
ローマ字:tokushuu・kotonarukindainokanousei hiseiounoshizakara

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