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定価:1,980円(1,800円+税)
判型:四六
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内容紹介
僕らに必要なのは「下り坂の哲学」だ。 日本の高齢者人口は世界一、寝たきりも認知症もすぐそこにある我が事だ。なのに、やれ筋トレだ脳トレだと「健康な老い」という無理ゲーにはまって死ぬまで安らげない。僕らに必要なのは「下り坂の哲学」だ。 EBMの大家である名郷直樹さんが、そんな僕らに「安楽寝たきり」から「ことほがれる死」へという道を指し示してくれた。老いを楽しみ死をことほごう、これは僕らの時代の人間賛歌です。 ——高木俊介(精神科医)
目次
はじめに
1章 健康欲望から死の不安へ
2章 死について——まず電車の話で
3章 死について——死を待つものたち
4章 医療は高齢者に何を提供しているか——加齢と健康、そして死
5章 「寝たきり欲望支援」から「安楽寝たきり」へ
6章 死を避けない社会
終章 死をことほぐ社会
参考文献
あとがき
1章 健康欲望から死の不安へ
2章 死について——まず電車の話で
3章 死について——死を待つものたち
4章 医療は高齢者に何を提供しているか——加齢と健康、そして死
5章 「寝たきり欲望支援」から「安楽寝たきり」へ
6章 死を避けない社会
終章 死をことほぐ社会
参考文献
あとがき
著者略歴
名郷直樹(ナゴウナオキ nagounaoki)
1961年、愛知県に生まれる。自治医科大学卒業。愛知県作手村国民健康保険診療所に12年間勤務。へき地医療や研修医教育を中心に活動し、2011年6月に西国分寺でクリニックを開業。地域家庭医療に従事し、20年以上にわたりEBM(エビデンスに基づく医療)を実践する。著書に『EBM実践ワークブック—よりよい治療をめざして』(南江堂)、『気負わず毎日使えるEBM超実践法』(金原出版)、『「健康第一」は間違っている』(筑摩選書)、『65歳からは検診・薬をやめるに限る』(さくら舎)など。
タイトルヨミ
カナ:イズレクルシニソナエナイ
ローマ字:izurekurushinisonaenai
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