近刊検索 デルタ

2020年5月29日発売

流通経済大学出版会

出版社名ヨミ:リュウツウケイザイダイガクシュッパンカイ

会いたい気持ちが動かすファンツーリズム

韓流ブームが示唆したもの 嵐ファンに教わったこと
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
「コンテンツツーリズム」や「聖地巡礼」という言葉を聞いたことがありますか。「人」をコンテンツとする観光形態である「ファンツーリズム」も注目されています。これらは新しい現象、いまどきのブームのように言われることもありますが、そもそも観光は、時代とともにその形を変え、古くからその時代ごとの「コンテンツ」を対象の一つとしてきました。コンテンツツーリズムやファンツーリズムは、観光の本質としては変わらないものです。では何がこれまでと違うのでしょうか。
憧れの俳優、応援するアイドルのコンサートやイベントに参加するために移動するファンツーリズム・・・本書はこれを詳細に分析し、こうした現代的な観光に迫ります。ファン自身をも変える「力」をもつファンツーリズムは、読者のみなさんが観光研究の広さに気づくきっかけになるでしょう。
目次
はじめに

第一章 変化し、多様化し続けるコンテンツ
-江戸時代の道中記から、現代のアニメ、アイドルへ-

1.時代の変化を反映したコンテンツと観光
2.アニメ聖地巡礼から2.5次元まで
 (1)アニメ聖地巡礼を創めた人たち
 (2)アニメ聖地巡礼研究の動向
 (3)コンテンツツーリズム研究の動向
3.ファンツーリズム研究創始に向けて

第二章 ファンとファン行動
-多様化するファン、グループ化するファン-

1.ファンの現代的様相
 (1)ファンとファンの対象
 (2)ファングループの形成
 (3)ファン行動

2.ファン行動の実態
 (1)ハワイコンサート参戦の記録から
  -ファン行動の実態分析①-
 (2)ファンの8年間をたどる
  -ファン行動の実態分析②-
 (3)ファン対象に誘引されるファン行動

  
著者略歴
幸田 麻里子(コウダ マリコ kouda mariko)
流通経済大学 社会学部国際観光学科准教授
臺 純子(ダイ ジュンコ dai junko)
比治山大学 現代文学部教授
タイトルヨミ
カナ:アイタイキモチガウゴカスファンツーリズム
ローマ字:aitaikimochigaugokasufantsuurizumu

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
泣くな、わが子よ
ノーベル賞候補であり続ける文学者の代表作

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。