近刊検索 デルタ

2022年7月25日発売

流通経済大学出版会

出版社名ヨミ:リュウツウケイザイダイガクシュッパンカイ

現代物流産業論

ロジスティクス・プラットフォーム革新
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
現代の物流産業は、労働力不足の深刻化にコロナ禍が重なるなど、厳しい環境に置かれている。物流危機を打破するため革新(イノベーション)が求められており、なかでもロジスティクスプラットフォーム(LPF)への関心が高まっている。国内物流についてみると、徐々に市場集中が進むなか業態化した物流企業がサプライフェーンLPFや産業LPFの構築を進めている。急成長が続くネット通販物流では、宅配便企業が小型貨物に特化したLPFを構築する一方、ネット通販企業もプラットフォーム戦略のもとLPFに投資を続けている。国際物流では、LPFの先駆けとなるコンテナリゼーションが浸透し、フォワーダーとキャリアの機能を統合したインテグレーターが躍進している。コロナ禍で国際物流の大混乱が続くなか、メガキャリア、メガフォワーダー、インテグレーターによる市場再編が続いている。本書は、プラットフォームの視点から、このような物流企業の動向を詳説し、物流産業の構造変化を分析している。物流危機、さらに気候変動問題へ対応するうえでも、LPF革新の推進が重要なことを主張している。
目次
第1章 物流産業組織の革新

第2章 トラック運送事業における労働力不足と労働生産性

第3章 物流産業におけるプラットフォーム革新

第4章 宅配危機における宅配便の革新

第5章 ネット通販事業者のロジスティクス革新

第6章 アマゾンのLPF戦略

第7章 コロナ下における米国小売業者のロジスティクス展開

第8章 コンテナ物流事業の構造変化

第9章 航空貨物輸送事業の構造変化

第10章 持続可能なロジスティクスを目指して
著者略歴
林克彦(ハヤシカツヒコ hayashikatsuhiko)
東京工業大学卒業、同大学院理工学研究科(社会工学)修士課程修了 (株)日通総合研究所、流通経済大学商学部選任講師、助教授、教授 現在、流通経済大学大学院物流情報学科研究科長
タイトルヨミ
カナ:ゲンダイブツリュウサンギョウロン
ローマ字:gendaibutsuryuusangyouron

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
ザ・殺人術
人の殺し方を本にしていいのか

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。