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定価:2,530円(2,300円+税)
判型:四六
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内容紹介
現代の物流産業は、労働力不足の深刻化にコロナ禍が重なるなど、厳しい環境に置かれている。物流危機を打破するため革新(イノベーション)が求められており、なかでもロジスティクスプラットフォーム(LPF)への関心が高まっている。国内物流についてみると、徐々に市場集中が進むなか業態化した物流企業がサプライフェーンLPFや産業LPFの構築を進めている。急成長が続くネット通販物流では、宅配便企業が小型貨物に特化したLPFを構築する一方、ネット通販企業もプラットフォーム戦略のもとLPFに投資を続けている。国際物流では、LPFの先駆けとなるコンテナリゼーションが浸透し、フォワーダーとキャリアの機能を統合したインテグレーターが躍進している。コロナ禍で国際物流の大混乱が続くなか、メガキャリア、メガフォワーダー、インテグレーターによる市場再編が続いている。本書は、プラットフォームの視点から、このような物流企業の動向を詳説し、物流産業の構造変化を分析している。物流危機、さらに気候変動問題へ対応するうえでも、LPF革新の推進が重要なことを主張している。
目次
第1章 物流産業組織の革新
第2章 トラック運送事業における労働力不足と労働生産性
第3章 物流産業におけるプラットフォーム革新
第4章 宅配危機における宅配便の革新
第5章 ネット通販事業者のロジスティクス革新
第6章 アマゾンのLPF戦略
第7章 コロナ下における米国小売業者のロジスティクス展開
第8章 コンテナ物流事業の構造変化
第9章 航空貨物輸送事業の構造変化
第10章 持続可能なロジスティクスを目指して
第2章 トラック運送事業における労働力不足と労働生産性
第3章 物流産業におけるプラットフォーム革新
第4章 宅配危機における宅配便の革新
第5章 ネット通販事業者のロジスティクス革新
第6章 アマゾンのLPF戦略
第7章 コロナ下における米国小売業者のロジスティクス展開
第8章 コンテナ物流事業の構造変化
第9章 航空貨物輸送事業の構造変化
第10章 持続可能なロジスティクスを目指して
著者略歴
林克彦(ハヤシカツヒコ hayashikatsuhiko)
東京工業大学卒業、同大学院理工学研究科(社会工学)修士課程修了
(株)日通総合研究所、流通経済大学商学部選任講師、助教授、教授
現在、流通経済大学大学院物流情報学科研究科長
タイトルヨミ
カナ:ゲンダイブツリュウサンギョウロン
ローマ字:gendaibutsuryuusangyouron
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