近刊検索 デルタ

2020年6月27日発売

三輪舎

バウルを探して〈完全版〉

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内容紹介
「あなたの中にすでにバウルがいるのだよ。こうして私を探しに来たのだから」

ベンガル地方で歌い継がれ、今日も誰かが口すざむバウルの歌。ベンガルの行者バウルは「魂の歌い手」と呼ばれ、その歌と哲学はタゴールやボブ・ディランにも大きな影響を与えた。本作は、何百年もの間、師弟相伝のみで伝統が受け継がれてきた、バウルの謎と本質に迫ったノンフィクションである。

「本書はバウルという歌う叡知の人たちの生ける伝統をバングラデシュに追い求めた記録であるだけではない。作者が、いかに言葉と決定的に結ばれていくのかの道程を記録した稀なる魂の記録だといってよい。この本を書くことによって作者は、言葉を用いる人ではなく、言葉に信頼され、言葉に用いられる人へと変貌した」(若松英輔)

第33回新田次郎文学賞受賞作に、旅に同行した写真家、故・中川彰によるベンガルの写真をおよそ100ページにわたって収録。また、本書のために書き下ろした小編「中川さんへの手紙」、若松英輔による解説「コトバに用いられる者たちの群像」に加え再構成した〈完全版〉。
目次
○写真編/中川彰

○文章編
 プロローグ
 第1章 はじまりの糸
 第2章 バラバラの船と映画監督
 第3章 聖地行きの列車
 第4章 二人のグル
 第5章 タゴールとラロン、自由への闘争
 第6章 メラという静かな狂乱
 第7章 「知らない鳥」の秘密
 最終章 ガンジスの祭宴
 エピローグ

○中川さんへの手紙
○解説・コトバに用いられる者たちの群像(若松英輔)
著者略歴
川内 有緒(カワウチ アリオ kawauchi ario)
川内 有緒/ノンフィクション作家。1972年、東京都生まれ。日本大学藝術学部卒業後、米国ジョージタウン大学で修士号を取得。米国企業、日本のシンクタンク、仏の国連機関などに勤務後、ライターに転身。『空をゆく巨人』(集英社)で第16回開高健ノンフィクション賞を受賞。著書に『パリでメシを食う。』(幻冬舎)、『パリの国連で夢を食う。』(同)、『晴れたら空に骨まいて』(ポプラ社/講談社文庫)など。https://www.ariokawauchi.com
中川 彰(ナカガワ アキラ nakagawa akira)
中川 彰/写真家。1963年、京都生まれ。1990年ニューヨークからプエルトリコを旅したのをきっかけに写真を撮りはじめる。ANA機内誌『翼の王国』や『暮しの手帖』などの雑誌媒体で活躍。「旅」というテーマに惹かれ続けた。2012年11月、急性心筋梗塞で急逝。
タイトルヨミ
カナ:バウルヲサガシテ カンゼンバン
ローマ字:bauruosagashite kanzenban

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

三輪舎の既刊から
川内有緒/文 中川彰/写真
バッジュ・シャーム/作・絵 スラニー京子/訳 ギータ・ヴォルフ/文 シリシュ・ラオ/文
ジョイデブ&モエナ・チットロコル/著・画 スラニー京子/翻訳
若松英輔/著 島田潤一郎/著 牟田都子/著 矢萩多聞/著 橋本亮二/著 笠井瑠美子/著 ほか
YADOKARI/著 さわだいっせい/著 ウエスギセイタ/著
本日のピックアップ
日経BP:井上竜夫 オートデスク株式会社 
コロナ社:向井智彦 川地克明 三宅陽一郎 
日経BP:小笠原種高 桐島諾子 オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社 ほか
ドリーム・ミュージック・ファクトリー:アレンジ:青山しおり 

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