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2020年11月20日発売

日曜社

コロナパンデミックは、本当か?

コロナ騒動の真相を探る
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内容紹介
 本書『コロナパンデミックは、本当か?―コロナ騒動の真相を探る』は、ウイルスと感染症に関する専門的立場から、科学的事実に基づいて、この現象の真相を解き明かしてくれる。その意味で、多くの人々が待ち望んでいた、まさに絶好の書物だ。ドイツ、シュピーゲル誌でベストセラー第一位。反ロックダウン運動のバイブルになっている啓発の書。
 本書は、「新型コロナ」にまつわる多くの科学的な疑問について、明解な答えを出している。そして、このコロナ騒ぎについて、「何か変だな……」と思いつつも、未だに釈然とした理解を得ることのできない人々に、一貫した論理の流れを示してくれている。主要な論旨は:①新型コロナウイルスは、強毒のキラーウイルスではない。②ヨーロッパでロックダウン措置が取られたとき、感染の波は終息していた。③信頼できないPCR検査が感染者を増やしている。④コロナよりも、ロックダウンなどによる市民生活の制限によって引き起こされる経済的・心理的被害の方がはるかに大きい。⑤ワクチンより自然の免疫システムの働きが重要。⑥政治もメディアも完全に機能不全に陥った。⑦子供たちの未来のために、生活を正常に戻すべきだ。
 本書の著者スチャリット・バクディは、疫学、感染症学の研究者として多くの重要な業績を残し、ドイツのみでなく世界の研究者から広く尊敬されている第一級の科学者である。ドイツでロックダウンという厳しい措置が決定されて以来、政府による一連の措置に強く反対する声を挙げ、他の多くの科学者とともに、科学的知見に基づいた冷静な主張と議論を展開し続けた。氏の主張を無視し続ける権力によるどのような誹謗中傷、どのような排斥行為にも怯むことなく、カリーナ夫人とともに科学者としての良心に忠実に発言し行動している。
 また、監修者の大橋眞による「補足:コロナ・プランデミックとオンデマンド感染症」は、PCR検査の問題点を詳述している。主要な論点は:①PCR検査は多くの偽陽性・偽陰性を作り出す、精度の低い装置だ。②RNAウイルスであるコロナウイルスは変異が激しいので、PCR検査キットは無数のタイプのコロナウイルスを正しく検出することはできない。氏はその上で、今回の騒動が、如何にして人々に恐怖心を与えるかということを目的として始まった、コロナ・プランデミックである、と結論づけている。
目次
はじめに
悪夢の始まり?  
第一章
新型《キラーウイルス》はどれほど《危険》なのか?  
第二章
ドイツにおけるコロナの状況  
第三章
トゥー・マッチ? トゥー・リトル? 何が起きたのか?  
第四章
副次的被害  
第五章
他国はどうしたか──模範としてのスウェーデン?  
第六章
COVID-19に対する免疫機構の問題──免疫学短訪  
第七章
公共メディアの機能不全  
第八章
善良なドイツ市民と政治の破綻  
第九章
我々はどこへ行くのか?  
結びの言葉  
付録 メルケル連邦首相への公開書簡  
監修者による補足 コロナ・プランデミックとオンデマンド感染症  大橋 眞  
訳者あとがき  
参考文献  
著者略歴
スチャリット・バクディ(スチャリット バクディ sucharitto bakudi)
微生物及び感染症・疫病学博士、22年間にわたり、ヨハネス・グーテンベルク・大学、マインツの病理微生物及び衛生学研究所主任教授として、医療、教鞭、研究に従事。免疫学、細菌学、ウイルス学及び心臓-循環器疾患の分野で、300以上の論文を執筆。数々の賞の他にライラント・ファルツ州から、長年の功績に対して功労賞が授与された。
カリーナ・ライス(カリーナ ライス kariina raisu)
細胞生物学博士、キール大学皮膚科学クリニック教授。15年来、生化学、感染症、細胞生物学、医学に従事。60以上の国際的専門誌への投稿があり、そのうちのいくつかで国際的賞を受賞している。
大橋眞(オオハシ マコト oohashi makoto)
京都大学薬学部卒、医学博士、徳島大学名誉教授、モンゴル国立医科大学客員教授 専門は感染症、免疫学。マラリア・住血吸虫症などの感染症をモデルとした免疫病理学や診断法開発、自己免疫疾患に対するワクチン研究を専門としながら、市民参加の対話型大学教養教育モデルを研究してきた。開発途上国における医療の課題解決にも取り組んでいる。
鄭基成(チョン キソン chon kison)
翻訳家。上智大学外国語学部ドイツ語学科、同大学院博士課程単位取得退学、ドイツルール大学ボーフムにて言語学学術博士号取得、上智大学講師、茨城大学教授、同大学名誉教授。
タイトルヨミ
カナ:コロナパンデミックハホントウカ
ローマ字:koronapandemikkuhahontouka

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