近刊検索 デルタ

2023年12月13日発売

風鯨社

いのちのほとり

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内容紹介
なぜ生きるのか、なぜ死ぬのか、なぜ愛するのか、なぜ自分は自分なのか…。
生きづらさ当事者として心の病気や死にたい気持ちをそのまま肯定し発信する作家・カウンセラーの咲セリが贈る、4つの問いを紡ぐフィクション短編集(4編収録)。ふがいない自分をただただ肯定する、お守りになるような一冊。


・どうして生きているんだろう−。ミノの中でもがく「きみ」と「あなた」の物語 - 『いのちのほとり』、
・感じることを忘れてしまった「その人」の、人生の終わりにふいに訪れた独りじゃない夜の痛み -『あわいのほとり』、
・愛する人を突然失い、取り残された日々を生きる「彼女」が抱えていく想い -『さようならのほとり』、
・”一度でいいから、誰にも所有されない生というものを味わってみたかった。”違う生を望みながら自らの生を終える生きものたちの命の連鎖 -『えいえんのほとり』。

<造本の美しさ>
この本は、本来の上製本の造形の美しさを味わってもらうために、カバー無し・帯のみの商品となります。
表紙には手触りの良い紙を使用し、手のひらにそっと乗る、小さくて軽い本になっています(縦160cm×横130cm・厚み1.1cm、重さ174g)。
丁寧に作られたものは、そこにあるだけで人の心を癒すお守りになります。
2色刷で作られた中面には、全144ページ中60点以上の挿絵を掲載。見返し紙としおりひもには、表紙の絵に合わせた水色を使用。
文字を読む元気がない時でも、ただそこにあるだけで持ち主の存在を肯定できるような、お守りになるような美しい本が出来ました。(版元:風鯨社より)

<作家より>
「ここにある小さな物語は、私の最初に出会った問いに、不器用な私がみつけた、私なりの答えです。命の数だけ、答えがあると思います。だから、共感してほしいとは望みません。
ただ、こんなふうな見方をした人間もいるのだと、もしこれを読んでいるあなたが苦しんでいるのなら、知ってもらえたら少しだけ嬉しい、そう願い書きました。 」 咲セリ(本文あとがきより)
目次
いのちのほとり  −なぜ生きるのか
あわいのほとり  −なぜ死ぬのか
さようならのほとり  −なぜ愛するのか
えいえんのほとり  −なぜ自分は自分なのか
あなたの物語
あとがき
この本を一緒に作ってくれたみなさま
著者略歴
咲セリ(サキセリ sakiseri)
心の病気や死にたい気持ちをそのまま肯定し発信する作家・カウンセラー。 1979年大阪生まれ。 家庭でうまく愛情を受け取れない「愛着障害」として成長し、希死念慮や摂食障害、依存症に苛まれる。数々の精神疾患名(強迫性障害、双極性障害、境界性パーソナリティ障害、不安障害、てんかん)がつき自殺未遂を繰り返していたところ、猫エイズと猫白血病を患う猫「あい」と出会い、「命は何もできなくても、生きているだけで愛おしい」と知る。 その後は精神科医との共著を出すほか、全国での講演活動やカウンセラーとしての活動等、生きづらさ当事者だからこそ寄り添える方法を模索している。 主な著書に『死にたいままで生きています。』、『絆の病 境界性パーソナリティ障害の克服』、『「死にたい」の根っこには自己否定感がありました。』、『生きたい彼 死にたい私 響き合う二つの命』など多数。
タイトルヨミ
カナ:イノチノホトリ
ローマ字:inochinohotori

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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