堀之内出版 我が社の一冊 2018
- 明治の津和野人たち
- 山岡浩二/著
- 堀之内出版
- 978-4-909237-36-1
出版社からのおすすめコメント
2018年は4点の単行本を刊行しましたが、明治150年の2018年に刊行できた本として「我が社の一冊2018」にこの本をあげます。
朝廷側、幕府側それぞれの中心的役割をはたした大藩は、研究書から小説やドラマのフィクションまで、さまざまな展開がされていますが、小藩がその激動の時代にどのように立ち回ったかということはあまり知られていません。また津和野藩は若い藩主を中心に「武」ではなく「文」、知力や情報力で、その状況に立ち向かった点で非常に特徴的であり、魅力あふれる物語が詰まっていました。それらエピソードを人物ごとに読みやすくまとめた1冊です。
内容紹介
小説家 伊東潤氏推薦!「幕府と長州藩の間に挟まれた津和野藩の状況は、大国の間で生きていかねばならない現代日本の問題と酷似している。」
森鴎外、西周……。なぜ山あいの小さな藩から、武ではなく文で活躍する多くの者たちが輩出されたのか。約4万石の小さな藩が激動の幕末・ 明治を生き抜いた秘密は、 豊富な人材とそれを育てた教育にあった!津和野の人物の魅力、 歴史をまとめた1冊。- https://www.horinouchi-shuppan.com/