水曜社 我が社の一冊 2019
- 新訂 幕末下級武士の絵日記
- 大岡敏昭
- 水曜社
- 978-4-88065-459-1
出版社からのおすすめコメント
相模書房版、角川ソフィア文庫版ともに好評を博した本書を著者による改訂と判型の大判化、オールカラーで新発売。埼玉県行田市にある忍城(のぼうの城)に勤める下級武士が江戸幕末の暮らしの風景をユーモラスに描いた絵日記は武士のイメージを一変させます。内容紹介
忍藩(現・埼玉県行田市)の下級武士・尾崎石城(おざきせきじょう)が書き残した「石城日記」。
石城と家族、親戚、友人、寺の和尚、料亭の女将ら様々な人々との交遊が描かれた絵日記は、一般に考えられていた封建的で厳格な武士社会のイメージを覆し、貧しくも心豊かな下級武士たちの日常生活がわかる貴重な記録であった。今回、新たに尾崎石城の生涯がほぼ判明したことに伴い、旧版に大幅な加筆修正と判型の大型化、図版の充実を図り、新訂版オールカラーで刊行。
*「石城日記」登場人物関係一覧、年譜を初めて掲載- http://suiyosha.hondana.jp/book/b439610.html