水窓出版 我が社の一冊 2019
- かがやき
- 馳平啓樹/著
- 水窓出版
- 978-4-909758-02-6
出版社からのおすすめコメント
この単行本は2011年に文學界新人賞を受賞しデビューした著者の初作品集です。「労働」というテーマでまとめられた本作は、働くということの意味やなぜ働くのかという誰もが避けて通れない問題に正面から向き合っており、この現代社会で生きていくことの難しさも映し出しています。この作品集を通して語られる現在も製造業に従事している著者のメッセージ、「悲しみの中の希望」、「人が誰しも持つ“かがやき”」が読者の皆さんに少しでも感じとってもらえればと思っています。内容紹介
2011年に文學界新人賞を受賞し、兼業作家として今まで創作活動を続けてきた馳平啓樹初の作品集。
著者の作品は今まで従事してきた仕事での体験を反映させた作品が多く、今回の作品集も「労働」というテーマでまとめた短編集になります。多くの人がいつかは社会に出て、好むと好まざるとにかかわらず特定の仕事に従事することになると思いますが、決して都合の良いことばかりが起こらない、誤魔化しのない労働の日々を描く物語たちが、地道に働く人達に寄り添ってくれる希望になればと願っています。- https://suisoubooks.com/