アルファベータブックス 我が社の一冊 2020
- 『七人の侍』ロケ地の謎を探る
- 高田雅彦/著
- アルファベータブックス
- 978-4-86598-081-3
出版社からのおすすめコメント
2018年にイギリスのBBCが発表した「外国語映画トップ100」で最多投票数を獲得し、見事1位に輝いた黒澤明監督の傑作『七人の侍』。1954年の映画公開から半世紀以上経つ今も、日本だけでなく世界からも愛される映画『七人の侍』は、いったいどこでロケが行われたのか? 実は、今まで判明しているロケ地以外に、どこで撮影されたのかが、はっきりしない場面が数多く存在する。そのロケ地を、撮影スナップに写る風景や当時の航空写真、さらには現地調査による関係者の証言等を調べ続け、何十年もの年月をかけて突き止めたのが本書の著者、高田雅彦氏である。
人生をかけた映画への想いがビシバシと伝わってくる映画本!!内容紹介
撮影風景写真や航空写真、最新テクノロジーを駆使し、謎のロケ現場を「完全」特定! 『七人の侍』のあの場面は、ここで撮られた!!
二木てるみ・加藤茂雄ら、出演者たちが語る撮影現場の真実!
初めて見る! 東宝秘蔵の「未公開スチール」大量掲載!!
黒澤明による傑作時代劇『七人の侍』(1954年)、そのロケ撮影は、メインとなった百姓の村のオープンセットが作られた世田谷の大蔵のほか、御殿場、伊豆の各地で行われたが、その撮影ポイントについては、いまひとつ明確にされていないロケ地も多い。
前著『成城映画散歩』(白桃書房)で大蔵地区の撮影ポイントを紹介した高田雅彦(東宝映画研究家)が、今度はそれ以外のロケ地の完全特定に挑戦!! 現地調査による関係者の証言、さらにはスチール写真に残る山の稜線や周囲の状況といった手がかりを頼りに、撮影当時の航空写真やカシミール3D等を駆使して、これまで不明だった様々な撮影地点を特定することに成功!!
黒澤明生誕110年、三船敏郎生誕100年記念出版!- https://alphabetabooks.com/