近刊検索 デルタ

2023年8月25日発売

有斐閣

出版社名ヨミ:ユウヒカク

リーガル・ラディカリズム

法の限界を根源から問う
単行本
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内容紹介
論究ジュリストの好評連載を単行本化。いわゆる基礎法学の4分野─法哲学・法社会学・法制史学・比較法学─の研究者が6つのテーマを通して現代法の根底にある問題を分析し,基礎法学分野の意義と可能性を探求する。さらに,他分野の研究者によるコメントを掲載し,基礎法学分野との対話を実現した。
目次
第1章 ルールの破り方 Ⅰ ルールを破って育てる◎飯田 高/Ⅱ アメリカ流のルール破り◎溜箭将之/Ⅲ 「国法」が破られる意味◎桑原朝子/Ⅳ 法を無視する義務?◎米村幸太郎/コメント◎唐沢 穣
 第2章 デモクラシーと戦争 Ⅰ 戦争に抗するリアリズム◎キンチ=ホェクストラ(松原健太郎訳)/Ⅱ 戦争とデモクラシー◎守矢健一/Ⅲ 末弘厳太郎におけるデモクラシー概念の変質◎長谷川貴陽史/Ⅳ デモクラシーと戦争は互いを必要とするか◎郭 舜/コメント◎五百旗頭 薫
 第3章 くじ引きの使い方 Ⅰ 「くじ引き」の合理性◎大西楠テア/Ⅱ 「くじ引き」を統治制度の現実から考える◎馬場健一/Ⅲ なぜくじで決めないのか?◎瀧川裕英/Ⅳ 人事と天命のあいだ◎桜井英治/コメント◎吉田 徹
 第4章 死者の法的地位 Ⅰ 死の害と死後の害◎安藤 馨/Ⅱ 死・宗教・法◎久保秀雄/Ⅲ 死者の生かし方◎齋藤哲志/Ⅳ 仮構の死者,仮構の土地◎松原健太郎/コメント◎問芝志保
 第5章 人の等級 Ⅰ ロシア国家の歩みと身分・等級◎渋谷謙次郎/Ⅱ 事実としての人の等級(?)◎森 悠一郎/Ⅲ デモクラシーとイソノミー◎川村 力/Ⅳ 法概念としての障害◎吾妻 聡/コメント◎小島慎司
 第6章 法の前の神々 Ⅰ 宗教は法にとって必要か?◎大屋雄裕/Ⅱ 1987年フィリピン革命憲法のキリスト教的起源◎ブライアン=ティオハンコ(松原健太郎訳)/Ⅲ 宗教法としてのイスラーム法から見た法の正当性について◎両角吉晃/Ⅳ 法の前の神々,神々の前の法◎尾﨑一郎/コメント◎山本健人
 第7章 座談会 「企画を終えて─これからの基礎法学」
著者略歴
飯田 高(イイダ タカシ iida takashi)
東京大学教授
齋藤 哲志(サイトウ テツシ saitou tetsushi)
東京大学教授
瀧川 裕英(タキカワ ヒロヒデ takikawa hirohide)
東京大学教授
松原 健太郎(マツバラ ケンタロウ matsubara kentarou)
東京大学教授
タイトルヨミ
カナ:リーガル・ラディカリズム
ローマ字:riigaru・radikarizumu

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