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定価:1,980円(1,800円+税)
判型:A5
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内容紹介
図書館の司書マリーナさんは、今年の子ども向けワークショップで、ペアになった二人がおたがいの伝記を書きあうことを提案しました。ペアになったベアトリーチェとアジザは、同じ小学校に通っていますが、ほとんどおたがいを知りませんでした。ベアトリーチェは8才で、3年生。ママとパパ、おばあちゃん、兄のジョルジョと暮らしています。ママと一緒にモロッコからイタリアにやってきたアジザは10才で、いまはまだ2年生。二人は、それぞれの生い立ちを語りあい、家族からもインタビューをしながら、おたがいの伝記を書きはじめました……。イタリア・アンデルセン賞最優秀作家賞の作家が描く異文化の交流と葛藤、共生の物語。小学校中学年から
著者略歴
ジューズィ・クアレンギ(ジューズィ・クアレンギ juuzuィ・kuarengi)
北イタリアの町ベルガモに住んで、子どもと大人向けに詩や物語を書いています。
まだ小さいときに、自分のため、そして飼っていた猫のために、お話を作りはじめました。
何年ものあいだ、アニメやシナリオ、映画、漫画にもたずさわっていました。
2006年、イタリア・アンデルセン賞最優秀作家賞を受賞しました。
1951年に生まれ、1982年に児童文学作家としてデビューしました。1997年に発表した『女性の体』は、イタリアで最初に思春期の少女の摂食障害を取り上げた作品のひとつといわれています。また、『あなたはわたしを救う 詩篇18より』は、聖書の詩篇を子ども向けに、やさしい言葉で完成度の高い詩に書き直したと評価されています。幼年向けの読み物や詩、童謡からYA向けの小説まで、シリアスなものからユーモラスなものまで、幅広い作品を数多く発表しています。近年は『むかしむかし 日本の昔話』や『日本の夏』といった日本にまつわる作品も書いています。本書は、著者の初の邦訳作品になります。(よしとみ あや)
よしとみ あや(ヨシトミ アヤ yoshitomi aya)
大阪に住んで、イタリア語を教えたり訳したりしています。小さいときから物語、とくに外国の物語を読むのが好きで、おとなになった今でもたくさん読んでいます。
翻訳者になったら、外国語で書かれた作品を日本でいちばん最初に読む人になれるかもしれないと思って、翻訳者になりました。
タイトルヨミ
カナ:ワタシハ アナタハ
ローマ字:watashiha anataha
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。
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