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2023年9月27日発売

北大路書房

出版社名ヨミ:キタオオジショボウ

社会福祉[第3版]

新 保育ライブラリ
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内容紹介
子どもや保護者を取り巻く状況は年々複雑・多様化している。そのような社会状況や課題を理解し,保育士として支援していくために必要となる,社会福祉の概念や歴史,制度等の知識や相談援助の方法等について,豊富な資料や事例を用いてわかりやすく説明する。最新の法改正などを踏まえた,「社会福祉」のテキストの改訂版。
目次
新版に向けて 編集委員のことば
はじめに


第Ⅰ部 現代社会における社会福祉の意義と歴史的変遷

第1章 社会福祉の理念・概念と歴史的変遷 
1節 社会福祉の理念・概念 
 1.社会福祉とは 
 2.社会保障制度と社会福祉 
 3.制度としての社会福祉 
 4.社会福祉の実践─―様々な援助技術
 5.社会福祉の対象 
2節 社会福祉の歴史的変遷 
 1.戦前のわが国の社会福祉 
 2.戦後のわが国の社会福祉 

第2章 子ども家庭支援と社会福祉 
1節 子ども家庭支援の理念 
 1.子どもの権利条約 
 2.保育所保育指針 
2節 子育て支援の考え方 
 1.児童福祉問題の種類と原因 
 2.子育て援助制度には何があるか 
 3.相談援助の受け方 
3節 保育所で出合う児童福祉問題 
 1.問題の状況 
 2.援助制度と援助の方法 


第Ⅱ部 社会福祉の制度と実施体制

第3章 社会福祉の制度と法体系 
1節 生活保護法 
 1.生活保護の意義 
 2.生活保護制度の仕組み 
 3.生活保護の実施機関と保護の動向 
2節 児童福祉法 
 1.要保護児童対策 
 2.保育対策 
3節 身体障害者福祉法 
4節 知的障害者福祉法 
5節 老人福祉法 
6節 母子及び父子並びに寡婦福祉法 

第4章 社会福祉行財政と実施機関 
1節 社会福祉の財政 
 1.財政とは何か 
 2.日本の財政の現状 
 3.保育所の運営費について 
 4.利用者の費用負担について 
2節 社会福祉の実施機関 
 1.国の行政機構 
 2.地方公共団体の行政機構 
 3.社会福祉の第一線機関 

第5章 社会福祉施設 
1節 社会福祉施設とは 
2節 社会福祉施設の運営・利用 
 1.社会福祉施設の運営費 
 2.社会福祉施設の利用 
 3.費用負担の考え方
3節 児童福祉法で規定されている社会福祉施設(児童福祉施設) 
 1.助産施設(第36条) 
 2.乳児院(第37条) 
 3.母子生活支援施設(第38条) 
 4.保育所(第39条) 
 5.幼保連携型認定こども園(第39条の2) 
 6.児童厚生施設(第40条) 
 7.児童養護施設(第41条) 
 8.障害児入所施設(第42条) 
 9.児童発達支援センター(第43条) 
 10.児童心理治療施設(第43条の2) 
 11.児童自立支援施設(第44条) 
 12.児童家庭支援センター(第44条の2)

第6章 社会福祉の専門職 
1節 社会福祉従事者
2節 社会福祉の専門職の専門性と倫理
 1.専門性とは
 2.倫理
3節 社会福祉の専門資格
 1.社会福祉主事(任用資格)
 2.保育士(名称独占資格)
 3.社会福祉士・介護福祉士 (名称独占資格)
 4.精神保健福祉士(名称独占資格) 
 5. 訪問介護員(ホームヘルパー)・介護支援専門員(ケアマネージャー)(任用
資格) 
 6.保健医療関係分野の専門職との連携

第7章 社会保障及び関連制度の概要
1節 「社会保障」とは何か
2節 日本の社会保障は公助,共助,自助 
3節 社会保険 
 1.老齢年金 
 2.医療保険(健康保険・国民健康保険・後期高齢者医療制度)
 3.介護保険
 4.労働保険


第Ⅲ部 社会福祉における相談援助

第8章 相談援助の理論
1節 理論を学ぶことの意味
2節 相談援助の意義と機能
 1.相談援助を支える独自の考え方
 2.相談援助における対象の捉え方
3節 相談援助が果たす具体的な役割
 1.つなげる
 2.つくる
 3.つきあう
 4.つたえる
 5.つきつめる

第9章 相談援助の実際
1節 相談援助の流れ
 1.インテーク
 2.アセスメント
 3.プランニング
 4.コーディネーション
 5.インターベンションとモニタリング
 6.エバリュエーションとターミネーション,アフターフォロー
2節 相談援助で用いられる技術や技法
 1.コミュニケーション技法
 2.チームやグループを運営する技術
 3.図像化の技法
 4.情報を取り扱う技術


第Ⅳ部 社会福祉における利用者の保護に関わる仕組み

第10章 利用者の権利を守る制度の変遷と情報公表
1節 利用者保護の目的
 1.措置から契約へ
 2.利用者保護の仕組み
2節 第三者評価と情報公表
 1.第三者評価
 2.情報公表制度
 3.第三者評価と情報公表の課題

第11章 利用者の権利擁護と苦情解決
1節 利用者の権利擁護に関する制度(後見制度)
 1.未成年後見制度
 2.成年後見制度
 3.福祉サービス利用援助事業(日常生活自立支援事業)
2節 苦情解決
 1.苦情解決の概要と仕組み
 2.苦情解決体制


第Ⅴ部 社会福祉の動向と課題

第12章 少子高齢化社会における子育て支援
1節 少子化の現状
2節 少子化の背景と要因
3節 少子化対策の展開
4節 子どもを中心とした新たな子育て支援体制の構築に向けて
5節 これからの保育所に求められる子育て支援機能

第13章 共生社会の実現と障害者施策
1節 障害者観・障害の概念
2節 障害のある人の権利条約(「障害者権利条約」)
3節 わが国の障害のある人の福祉
4節 支援費制度,障害者自立支援法,障害者総合支援法
5節 障害者基本法の改正,障害者差別解消法

第14章 在宅福祉・地域福祉の推進
1節 地域コミュニティの変容と重要性
2節 地域福祉の理念
3節 子育ての支援と地域福祉
 1.子ども・子育て支援新制度と地域
 2.保育所保育指針が示す保育所と地域連携
4節 地域に新たなつながりをつくる
 1.ふるさとをつくる「越谷ふるさとプロジェクト」
 2.絵本で歴史文化を伝える「諏訪龍神プロジェクト」
5節 地域共生社会の実現

第15章 諸外国の動向
1節 イギリス
2節 アメリカ
3節 スウェーデン
4節 フランス


Column
1 SDGsと社会福祉
2 「子ども家庭総合支援拠点」は児童虐待防止の切り札となるか
3 「よいところ探し」の落とし穴
4 福祉サービスの選択について
5 社会的養護施設における子育て支援

引用・参考文献
索 引
著者略歴
李木 明徳(スモモギ アキノリ sumomogi akinori)
清水 克之(シミズ カツユキ shimizu katsuyuki)
溝渕 淳(ミゾブチ ジュン mizobuchi jun)
太原 牧絵(タハラ マキエ tahara makie)
宮﨑 正宇(ミヤザキ セイウ miyazaki seiu)
西川 ハンナ(ニシカワ ハンナ nishikawa hanna)
森 恭子(モリ キョウコ mori kyouko)
タイトルヨミ
カナ:シャカイフクシダイサンパン
ローマ字:shakaifukushidaisanpan

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