近刊検索 デルタ

2017年10月20日発売

ナカニシヤ出版

背教者の肖像

ローマ皇帝ユリアヌスをめぐる言説の探究
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内容紹介
厖大なユリアヌス関連文献解読を通して為される自己改訂の試み、その果てに浮かぶ「リベラル・アイロニスト」という生き方とは。
目次
第一章 ユリアヌスに誘われて  1 ユリアヌスとの再会  2 二〇世紀ギリシアへの旅 第二章 二〇世紀初頭の日本、そしてヨーロッパへの旅  1 ユリアヌスってだれ?  2 だれが『神々の死』を読んだのか?――メレシコーフスキイという謎  3 反転する『死者の書』――あるいは『死者の書』は『生=性者の書』だった  4 ロマン主義者、ユリアヌス?  5 辻邦生『背教者ユリアヌス』とはなんだったのか? 第三章 歴史を生みだすユリアヌス  1 歴史・物語・小説  2 辻『背教者ユリアヌス』とヴィダル『ユリアヌス――ある小説』との比較  3 ユリアヌス帝の遺産――ギボンという男、『ローマ帝国衰亡史』という書物、啓蒙という精神風土 おわりに 「ポスト真実」の時代におけるリベラル・アイロニスト
著者略歴
添谷 育志(ソエヤ ヤスユキ)
1947年栃木県生まれ。東北大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。明治学院大学名誉教授。著訳書:『近現代英国思想研究、およびその他のエッセイ』(風行社、2015年)、『現代保守思想の振幅――離脱と帰属の間』(新評論、1995年)M. イグナティエフ『火と灰――アマチュア政治家の成功と失敗』〔共訳〕(風行社、2015年)、M. オークショット『歴史について、およびその他のエッセイ』〔共訳〕(風行社、2013年)、M. イグナティエフ『許される悪はあるのか?――テロの時代の政治と倫理』〔共訳〕(風行社、2011年)、他。

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