近刊検索 デルタ

2018年10月3日発売

筑波書房

出版社名ヨミ:ツクバショボウ

農協改革と平成合併

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内容紹介
戦後農協の歴史は合併の歴史だといっても過言ではない。そのなかで本書は、「平成」とともに始まる第二の農協合併の高揚期を、固有の歴史をもった「平成合併」と捉え、その典型例としての1県1JAも含め、その実態を明らかにしようとするものである。
目次
はじめに
第1章 合併の歴史と論点
はじめに
第1節 合併の展開過程
1 時期区分と合併前史
2 高度経済成長期の合併(第Ⅰ期)
3 低成長期・グローバル化期の合併
第2節 農協「改革」と平成合併
1 安倍官邸農政と農協「改革」
第3節 何のための合併か
第4節 合併をめぐる論点
第2章 1県JA
第1節 JA香川県─一日経済圏合併
はじめに
1 合併への長い道のり
2 単協と県連の調整
3 試行錯誤を重ねた組織整備
4 ガバナンスと組合員組織
5 営農指導体制
6 成果と課題
補論 JA奈良県
第2節 JAおきなわ─破綻救済合併
1 破綻からの再生
2 厳しい船出
3 組織機構とガバナンス
4 営農指導体制
5 成果と課題
第3節 JAしまね─足元の明るいうち合併
はじめに
1 合併の経過
2 地区本部制とガバナンス
3 営農指導体制
4 成果と課題
第3章 数JA合併
第1節JAいわて花巻
1 10年おきに三度の合併
2 ガバナンス
3 営農指導体制と地域ぐるみ農業
4 行政とのワンフロア化による農政対応
5 成果と課題
第2節 福島県における合併─大震災を契機に
はじめに
1 福島県のおける合併構想
2 JAふくしま未来とJA福島さくら─大震災に背中を押されて
3 JA会津よつば─「会津はひとつ」
4 成果と課題
第3節 JAながの─さらなる有利販売に向けて
1 北信州エリアのJA合併
2 ブロック制とガバナンス
3 広域営農指導体制をめざして
4 成果と課題
補論 JA山形おきたま─不祥事からの再建
第4章 平成合併の論点と課題
はじめに
第1節 平成合併の諸論点
1 合併の目的とプロセス
2 経営組織の組み立て
著者略歴
田代 洋一(タシロ ヨウイチ tashiro youichi)
1943年千葉県生まれ、1966年東京教育大学文学部卒、 農水省入省。横浜国立大学経済学部、大妻女子大学社 会情報学部を経て現在は両大学名誉教授。博士(経済 学)、専門は農業政策。 時論集 『日本に農業は生き残れるか』大月書店、2001年11月 『農政「改革」の構図』筑波書房、2003年8月 『「戦後農政の総決算」の構図』筑波書房、2005年7月 『この国のかたちと農業』筑波書房、2007年10月 『混迷する農政 協同する地域』筑波書房、2009年10月 『反TPPの農業再建論』筑波書房、2011年5月 『戦後レジームからの脱却農政』筑波書房、2014年10月 『農協改革・ポストTPP・地域』筑波書房、2017年3月
タイトルヨミ
カナ:ノウキョウカイカクトヘイセイガッペイ
ローマ字:noukyoukaikakutoheiseigappei

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