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2018年1月12日発売

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不登校生が自然な笑顔をとりもどすとき

「学級復帰」への処方箋宝箱
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内容紹介
【本書の概要】
定年退職まであと4年となった著者は定期異動で、ある中学校へと赴任することになった。そこで待ち受けていたのは別室登校となっている子どもたちを学級復帰させる〈不登校支援〉の仕事であった。
 異動先の学校では初めての取り組みであったことから、県から課せられたのは、①「不登校支援教員には学級担任をさせてはならない」、②「授業時間は12時間を限度とし、それ以上持たせてはならない」という制約と、「スクールカウンセラーのいる相談室1と不登校支援教員が中心となって学習指導をおこなう相談室2」を設置、「各教科担任に空き時間を利用して学習指導をしてもらう」という方針であった。
不登校の原因となったイジメや子どもの家族関係、教師間の「学級復帰」への取り組みの温度差など多くの問題を抱えながらも、不登校の子供たちと真剣に向き合い奮闘した活動の記録である。

内容紹介

「不登校の子どもたちを学級に戻す」
教師人生最後に行ったの記録。

赴任した中学校での仕事を任命された著者。
それは主に別室登校を続ける子どもたちの「学級復帰」の支援だった――。

〝形〟通りの支援では、子どもたちの自然な笑顔、自立、学級復帰を
手助けすることはできません。本書で著者は、常に子どもたち〝人〟に寄り添い、具体的な手立てや方法論、発想で支援を行っています。
それは、「なぜ不登校になったのか」という一人ひとりの事情や背景を探ったに基づき、正しいを出すことでした。

本書では、登場する子どもたちが抱えていた学力不振・イジメ・親の偏愛・家庭事情などの事例が詳細に綴られています。
その中で、行政や学校が進める〝形〟通りの方法に葛藤する著者の姿や、誤った処方箋で混乱を招く場面も。そこで著者がとった支援とは。

長年、「問題を予想し、仮説を立て、討論、実験による検証」を行う仮説実験授業で、を実践してきた著者が独自の視点で行った不登校支援。
本書はその使える手立てや方法論がたくさん詰まった宝箱です。
目次
はじめに
不登校問題に悩み解決したいと考えている方へ
プロローグ
笑顔をとりもどした美華さんの証言
第1章 不登校支援という仕事
第2章 イジメで苦しむ子
第3章 イジメ完全解決す
第4章 学級復帰するための条件
第5章 教師間にあった葛藤
第6章 母子関係に苦しむ子供たち
第7章 卒業・自立の時
「私」をつくったもの~これまでと今と~
著者略歴
堀江 晴美(ホリエ ハルミ)
1947年千葉県南房総市千倉町に生まれる。1970年法政大学史学科卒業。卒業後、公立小学校に勤務し、1986年からは中学校で美術と社会を担当していた。1974年に「仮説実験授業」と出会い、現在も仮設実践授業研究会会員として実践を続けている。また1978年には松本キミ子さんと出会い、「キミコ方式」による絵画教育の実践も始めている。公立中学校を定年退職後は、2007年より茨城県太子町にあるルネサンス高等学校に勤務し、現在は同校副校長を務めている。 著書に、松本キミ子さんとの共著『絵のかけない子は私の教師』(仮説社)、『三原色の絵の具箱』(全3巻、ほるぷ出版)、板倉聖宣さん、犬塚清和さんとの共著『理科オンチ教師が輝く科学の授業 』(仮説社)がある。

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