1970年代、若者たちは暴走した
高度経済成長期を越え戦後四半世紀を経た頃の日本には、激しく自らを主張する若者たちがいた。
交差しなかった方向性
高度経済成長期、大学に進学する若者はごく一部でしかなく、政治に傾斜した若者はさらにその一部であった。一方、バイクにまたがり社会に背を向けた若者たちの存在も決して多数派ではない。それぞれの方向性は交わることのないまま昭和を駆け抜けていった。
何度でも蘇るカルチャー
異様な装束を身にまとい、仲間のために命を賭けて、走り、争い、爆音を轟かせた若者たち。その姿は日本のカルチャーに深く刻み込まれている。彼らの姿は、漫画で、映画で、何度でも蘇り、今や世界に広がり始めた。その原点が、ここにある。
出版社による内容紹介:
1970年代、日本全国に1000グループとも2000団体ともいわれた無数の暴走族が簇生し、夜毎幹線街道筋に数千人から万余の“族”たちが繰り出しては集団走行し、数キロメートルにも及んだ無法地帯を作り出して「集会」・抗争を繰り広げた。彼らの走りとパーティーのありさまを克明に記録した名写真集として、圧倒的な注目を浴びた写真集が、いま再び甦る!
1970年代、日本全国に1000グループとも2000団体ともいわれた無数の暴走族が簇生し、夜毎幹線街道筋に数千人から万余の“族”たちが繰り出しては集団走行し、数キロメートルにも及んだ無法地帯を作り出して「集会」・抗争を繰り広げた。彼らの走りとパーティーのありさまを克明に記録した名写真集として、圧倒的な注目を浴びた写真集が、いま再び甦る!
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