近刊検索 デルタ

2021年4月5日発売

有斐閣

出版社名ヨミ:ユウヒカク

「シカゴ学派」の社会学

都市研究と社会理論
単行本
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内容紹介
アメリカ社会学はシカゴで生まれた。近代化による大都市の勃興,そこで生じた都市問題を解決すべく大学で組織された「社会調査の専門家」が,時代とともに盛衰を経て,独自の理論的発展をとげていく。学問のアイデンティティを問う,歴史的考察の深淵へ。
目次
序 章 「シカゴ学派」の社会学
第1章 都市の発展とシカゴ社会学
1 シカゴの発展  2 シカゴ大学と社会学科  3 都市の成長とシカゴ社会学
第2章 黄金期のシカゴ社会学
1 ロバート・パークと「都市」  2 同心円地帯理論  3 シカゴ・モノグラフ  4 「生活様式としてのアーバニズム」  5 シカゴ社会学の黄昏
第3章 社会学のパラダイム転換──構造-機能主義・計量革命とシカゴ学派
1 構造-機能主義の台頭  2 計量革命  3 社会学の危機と「シカゴ学派」
第4章 都市社会学と社会理論Ⅰ──都市地域コミュニティとアーバニズム
1 都市生態学の発展  2 地域コミュニティの持続と変容──修正シカゴ学派  3 シカゴ学派とハーバード構造主義の交差
第5章 都市社会学と社会理論Ⅱ──ネオ・マルクス主義の台頭
1 アンリ・ルフェーヴル──「都市革命」への道  2 ルイ・アルチュセール──構造派マルクス主義者の理論的冒険  3 マニュエル・カステル──集合的消費と都市社会運動  4 デヴィッド・ハーヴェイ──資本の都市化と都市革命  5 「シカゴ学派」への挑戦
終 章 「シカゴ学派」とは何か
1 歴史としての「シカゴ学派」  2 「シカゴ学派」とは何か  3 都市研究と社会理論
著者略歴
松本 康(マツモト ヤスシ matsumoto yasushi)
前立教大学教授,立教大学グローバル都市研究所特任研究員
タイトルヨミ
カナ:シカゴガクハノシャカイガク
ローマ字:shikagogakuhanoshakaigaku

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