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2019年5月20日発売

明石書店

出版社名ヨミ:アカシショテン

養子縁組を考えたら読む本

これから親になるあなたに知って欲しい20のこと
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内容紹介
養子当事者の著者によって書かれた真実の物語。読者は、子どもの心模様を追体験し、育てる親の驚きや不安を味わい、頭だけではなく全身で養子の子どもの置かれた状況を理解することができるだろう。養子を迎えようとする人だけでなく、その支援者にも必読の書。
目次
はじめに

 日本語版刊行に寄せて

第一部 子どもの目から見た養子縁組

1 隠されていた喪失
2 あなたの子どもの心の世界へ入ること

第二部 あなたに知って欲しい20のこと

1 養子にくる前に深い喪失感に苦しみました。あなたのせいではありません。
2 私には養子縁組の喪失体験で生じた特別なニーズがあります。私は、そのことを恥じなくてもよいことを、教えてもらう必要があります。
3 喪失を悲しまなければ、あなたや他の人たちからの愛情を受けとる私の能力は、妨げられてしまうでしょう。
4 私の癒されていない悲しみが、表面的にはあなたへの怒りとして現れるかもしれません。
5 喪失を悲しむのに、あなたの助けが必要です。どうやったら、私が養子であることについての感情に触れ、その感情を確かめることができるのかを教えてください。
6 私が産みの家族について話さないからといって、それは産みの家族のことを考えていないということではないのです。
7 あなたに、私の産みの家族についての、会話の口火を切って欲しいのです。
8 私は、私の受胎と誕生、そして家族の歴史の真実を知る必要があるのです。その詳細が、どんなに苦痛に満ちたものであっても。
9 私が悪い赤ちゃんだったから、産みのお母さんが私を他人にあげてしまったのではないかと怖れています。あなたに、この毒のような恥の感情を捨てる手伝いをして欲しいのです。
10 あなたが私を、捨てるのではないかと怖れています。
11 私は本当の私よりも「完全」に見えるかもしれません。私が隠している部分を明らかにするのをあなたに助けてもらう必要があります。私のアイデンティティのすべての要素を統合できるように。
12 私は私自身に力があるという感覚を、獲得する必要があります。
13 見た目もすることも、あなたにそっくりだと、どうか言わないでください。私たちの違いを認めて、あなたに祝って欲しいのです。
14 私の自己を確立させてください……でも、あなたから切り離さないでください。
15 私が養子であることについて、私のプライバシーを尊重してください。私の了承なしに、他の人に言わないでください。
16 誕生日は私にとって、つらい日かもしれません。
17 自分の診療記録を完全に知らないことは、ときには、苦痛の種になります。
18 私は、あなたの手に余る子になるのではないかと、怖れています。
19 私が恐怖心をとても不快なやりかたで吐きだしたときには、粘り強く私と一緒にいて、賢明なやりかたで応えてください。
20 たとえ私が生まれた家族を探そうと決断しても、私はいつもあなたがたに私の親でいて欲しいのです。

 監訳者から皆様へ
 訳者あとがき

 特別養子縁組の情報参照先

 参考文献

 著者・監訳者・訳者略歴
著者略歴
シェリー・エルドリッジ(シェリー エルドリッジ sherii erudorijji)
 自身が養子であることの心の葛藤に半生をかけて向き合い、「養子」の持つ隠された喪失感への深い気づきを得る。同じ辛さを抱える養子と養親たちの助けになりたいとの強い思いから、1999年に本著を上梓。アメリカ養子縁組界に絶大な影響を与える。  本書は発売後10年で135,000部以上を販売、現在も多くの養子縁組エージェンシーから必読書として推薦される。  アメリカ22州の他、カナダ・中国・タイにも招かれて講演。2010年、インディアナ州の「州議会養子縁組の天使」の称号を得る。  2019年現在までに計8冊の著書を上梓し、出版以外にも養子家族やソーシャルワーカー向けの研修も実施。養子として育つ子どもたちと養親たちのサポートを情熱を持って続けている。
ヘネシー 澄子(ヘネシー スミコ heneshii sumiko)
 クロスロード・フォー・ソーシャルワーク社所長、東京福祉大学名誉教授、社会福祉学博士、臨床ソーシャルワーカー。  東京外国語大学仏語科卒業後、ニューヨークのフォーダム大学で社会福祉学修士号を、コロラド州デンバー大学で博士号を取得。ニューヨーク大学社会福祉大学院助教授を経て、1974年コロラド州に移住し、インドシナ難民のためのアジア太平洋人精神保健センターを設立し、所長として活躍する。  2000年引退し、新制の東京福祉大学の実習担当主任教授として日本に赴任。2004年3月に大学を退職して帰米。コロラド州オーロラ市に在住して、アメリカの最新援助技術を日本に紹介するクロスロード・フォー・ソーシャルワーク社を夫とともに立ちあげ、日本の児童福祉に携わる人たちの研修を日・米両国で行っている。  著書に反応性愛着障害を書いた『子を愛せない母・母を拒否する子』(学習研究社,2004年)と、子どもとトラウマを書いた『気になる子・理解できる・ケアできる』(学習研究社,2006年)。
石川 桂子(イシカワ ケイコ ishikawa keiko)
 上智大学卒業後、マスマーケット商材のメーカー数社で主に新商品企画開発職に従事。2006~2011年、ジョージア州アトランタ郊外で、日本企業の現地法人に勤務(立ちあげ時参画)。  国外から見えた「日本の子どもたちの育ちの環境」に危機感を感じつつ帰国。子どものサポート活動を模索するなかで、社会的養護の存在を知る。  2015年、心に深い傷を持つ子どものためのトラウマセラピーの研修会で、参加者であった一人の養親の凄絶な子育て体験を聞き、トラウマのある子どもを育てる側の親への正しい情報提供と子育てのトレーニングを行わずに、社会的養護の家庭養護推進を謳うことへの疑問を持つ。  2017年3月、一般社団法人ATTI Japan(愛着とトラウマのトリートメント研究所)理事(広報・マーケティング担当)就任。
タイトルヨミ
カナ:ヨウシエングミヲカンガエタラヨムホン
ローマ字:youshiengumiokangaetarayomuhon

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