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2022年7月4日発売

筑波書房

出版社名ヨミ:ツクバショボウ

環境危機と求められる地域農業構造

暮らしのなかの食と農
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内容紹介
環境危機に直面し、地域農業の姿はいかにあるべきか、その経営形態や農法はいかにあるべきか、これからの農村像をどう考えるのか、農業構造のあり方にさかのぼって議論する要性を提起するものである。本書が「持続可能な農業、持続可能な地域」を考える一助となれば幸いである。
目次
はじめに
第1章 持続可能な農業を考える
1.持続可能な農業をめぐる議論
2.「食農倫理学」へのいざない
3.食を通して見る景色
4.改めて持続可能な開発を考える
第2章 環境危機の時代に求められる地域農業構造
─ドイツ・ブランデンブルク州の農業構造モデルをめぐって─
はじめに
1.ドイツの農業構造とその変貌
2.ブランデンブルク州の農業構造
3.農業構造法をめざして
4.農業構造の目標設定と農業構造法の成立
おわりに
第3章 ドイツ農業の将来ビジョン
1.気象災害・生態系危機とドイツ農業の将来
2.農業将来委員会の提言の要点
3.農業将来委員会「ドイツ農業の将来ビジョン」
第4章 農家から専門的農業企業へ…それともその逆か
【要約
1950年代以降の農業分野の動向
農業部門の発展─批判的に検討する
行動の選択肢と相反する目標
なぜ「エコロジカル集約化」が新しいパラダイムか
世界の飢餓問題を考えると、ドイツの生態系の強化は正当化できるか
慣行農法と有機農業の間の「第三の道」─ハイブリッド農業
結論
著者略歴
河原林 孝由基(カワラバヤシ タカユキ kawarabayashi takayuki)
1963年 京都府京都市生まれ ㈱農林中金総合研究所主席研究員 北海道大学大学院農学院博士後期課程在籍中 主要著作:「ドイツ・バイエルン州にみる家族農業経営」村田武編『新自由主義グローバリズムと家族農業経営』筑波書房、2019年所収 『自然エネルギーと協同組合』(共編著)筑波書房、2017年、「原発災害による避難農家の再起と協同組合の役割─離農の悔しさをバネに「福島復興牧場」を建設へ─」協同組合研究誌「にじ」編集部企画『原発災害下での暮らしと仕事 生活・生業の取戻しの課題』筑波書房、2016年所収
村田 武(ムラタ タケシ murata takeshi)
1942年 福岡県北九州市生まれ 金沢大学・九州大学名誉教授 博士(経済学)・博士(農学)近著:『水田農業の活性化をめざす─西南暖地からの提言─』(共著)筑波書房、2021年 『農民家族経営と「将来性のある農業」』筑波書房、2021年『家族農業は「合理的農業の担い手」たりうるか』筑波書房、2020年『新自由主義グローバリズムと家族農業経営』(編著)筑波書房、2019年筑波書房ブックレット 暮らしのなかの食と農  環境危機と求められる地域農業構造
タイトルヨミ
カナ:カンキョウキキトモトメラレルチイキノウギョウコウゾウ
ローマ字:kankyoukikitomotomerareruchiikinougyoukouzou

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