近刊検索 デルタ

2020年2月28日発売

岩波書店

木簡 古代からの便り

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内容紹介
泥まみれで地中から見つかる文字の書かれた木片、木簡。歴史に新たな光を当てる貴重な情報を秘めている木簡から、どんなメッセージを、いかにして読み取るのか。日々最前線で調査研究に携わるエキスパートたちが、様々な切り口から研究の醍醐味を語り、木簡の世界の面白さ、奥深さを分かりやすく紹介する。バラエティ豊かな木簡写真を多数収録。
目次
はじめに 木簡へのいざない


Ⅰ 木簡とはなにか?
 1 地中の文字は何を語るか
 2 樹種、書風、形──多彩な荷札
 3 花かつおか笹の葉か
 4 木簡使用のはじまり
 5 木簡の世紀の幕開け
 6 『日本霊異記』にみえる木簡
 7 平安時代に消える荷札と削屑


Ⅱ 木簡の発見! 歴史の発見!
 8 木簡の重要性を決定づけた発見
 9 ゴミ捨て穴が「標本棚」に
 10 明治や戦前に見つかったものも──木簡研究前史
 11 『日本書紀』の修飾を見破る──「郡評論争」と木簡
 12 藤原京の造営過程を解き明かす
 13 長屋王宅の決め手となった役所の手紙
 14 「奈良京」が見つかった


Ⅲ 木簡の使われ方
 15 文書を巻き付ける「軸」も木簡
 16 削って使い尽くされた
 17 転用の道は便所や祭祀にも
 18 犬、鶴、牛乳も登場
 19 見えてきた古代の文書主義
 20 正倉院が守った木簡たち
 21 木と紙の違いとはなにか


Ⅳ あれも木簡? これも木簡!
 22 くじか、ゲームか、占いか
 23 日々の業務を伝える題籤軸
 24 曲物に残る職人と役人の目線
 25 木の特性と木簡のはたらき
 26 まじないの意味を探る
 27 薄板に書かれた「こけら経」
 28 大乗院の将棋の駒の木簡


Ⅴ 木簡を深読みする
 29 ブランドワカメは昔も今も
 30 韓国アワビに聖武の思い
 31 文字の形は時代を語る
 32 役人と薪の意外な関係
 33 古代米は赤米?
 34 記されなかった年代を探る
 35 都の外の荷札は何を語るか


Ⅵ 木簡からみえる古代人の日常
 36 薬の荷札やラベルが語るもの
 37 失われた大宝令を解き明かす
 38 ずる休みの言いわけも木簡で
 39 書きぶりににじむ役人たちの素顔
 40 お願いの手紙の書き方──下級役人の教養
 41 出部さん、真慕さんって誰? ──珍しいウジ名
 42 平城宮の仏事を垣間見る


Ⅶ 木簡を未来に伝えるために
 43 水替えの夏、出会いの夏?
 44 保存と活用の間で──実物をお目にかけたい
 45 赤外線は万能か?
 46 木簡と年輪年代学の出会い
 47 年輪で木簡を読み解くために
 48 木簡をつなぐ木目のバーコード
 49 年輪から木材の産地に迫る


おわりに 彼らが生きた証として

参考文献
あとがき
執筆者紹介
著者略歴
奈良文化財研究所(ナラブンカザイケンキユウシヨ narabunkazaikenkiyuushiyo)
タイトルヨミ
カナ:モッカンコダイカラノタヨリ
ローマ字:mokkankodaikaranotayori

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