イアン・マキューアン1948年英国ハンプシャー生まれ。75年デビュー作『最初の恋、最後の儀式』でサマセット・モーム賞受賞後、現代イギリス文学を代表する小説家として不動の地位を保つ。『セメント・ガーデン』『イノセント』、『アムステルダム』『贖罪』『恋するアダム』等邦訳多数。

真野泰1961年生まれ。東京大学法学部及び同大教養学部イギリス科卒。学習院大学教授。訳書にG・スウィフト『最後の注文』『マザリング･サンデー』、J･マグレガー『奇跡も語る者がいなければ』、J･バーンズ『アーサーとジョージ』等、著書に『英語の仕組みと訳し方』（研究社）等がある。

金子恵埼玉県生まれ、東京都在住。女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒業。版画コースで銅版画やリトグラフを学ぶ。日本児童出版美術家連盟会員。児童書の挿絵作品に『引き出しの中の家』（ポプラ社）、『ぼくたちは幽霊じゃない』（岩波書店）、『父さんが帰らない町で』（徳間書店）、『あたしのおばあちゃんは、プタ』（童話館出版〉がある。