近刊検索 デルタ

2023年5月23日発売

東京大学出版会

出版社名ヨミ:トウキョウダイガクシュッパンカイ

ワイルドライフマネジメント

このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
野生動物とともに生きるために――シカ、クマ、イノシシなどの野生動物と人間との関係が保護から管理へと変化してきた歴史をたどりながら、科学と政策の視点から、これからの野生動物管理システム、野生動物管理教育、野生動物管理の日本モデルについて提言する。
目次
はじめに
第1章 有蹄類の爆発的増加――個体群動態をめぐる議論
第2章 個体群動態――洞爺湖中島のシカ
第3章 シカ管理――知床・イエローストーン・ノルウェー
第4章 定点観測と長期モニタリング――個体群変動のプロセスとメカニズム
第5章 フィードバック管理――順応的管理へ向けて
第6章 世界の野生動物管理の歴史――自然を管理するということ
第7章 日本の野生動物管理の歴史――保護から管理へ
第8章 個体群管理から生態系管理研究へ――ランドスケープの視点
第9章 野生動物管理システム研究――研究経営論
第10章 人口縮小時代の野生動物管理――持続可能な地域のために
第11章 野生動物はだれのものか――野生動物管理とステークホルダー
第12章 大学の野生動物管理専門教育――実現に向けた取り組み
第13章 野生動物管理の日本モデル
おわりに
さらに学びたい人へ
著者略歴
梶 光一(カジ コウイチ kaji kouichi)
1953年、東京都に生まれる。1986年、北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。北海道環境科学研究センター(現北海道立総合研究機構エネルギー・環境・地質研究所)主任研究員、東京農工大学農学部教授などを経て、現在は東京農工大学名誉教授、兵庫県森林動物研究センター長、野生動物管理全国協議会会長、元日本哺乳類学理事長、元「野生生物と社会」学会会長、博士(農学)。 専門は野生動物管理学。主著に“Sika Deer: Biology and Management of Native and Introduced Population”(共編、2009年、Springer)、『野生動物管理のための狩猟学』(共編、2013年、朝倉書店)、『野生動物管理システム』(共編、2014年、東京大学出版会)、『日本のシカ――増え過ぎた個体群の科学と管理』(共編、2017年、東京大学出版会)、“Sika Deer: Life History Plasticity and Management”(共編、2022年、Springer)などがある。
タイトルヨミ
カナ:ワイルドライフマネジメント
ローマ字:wairudoraifumanejimento

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
ザ・殺人術
人の殺し方を本にしていいのか

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。