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2024年8月24日発売

株式会社音楽之友社

出版社名ヨミ:オンガクノトモシャ

秋岡教授の音楽学を愉しむ24の扉

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内容紹介
著者の秋岡氏は、フェリス女学院大学にて1993年より30年にわたり、音楽学を中心に教鞭を執る。また同大学教授、学長を経て、現在は名誉教授および中学・高校も含めたフェリス女学院の学院長を務める。本書は2021年より、月刊『現代ギター』に2年間連載された「秋岡陽の新音楽時報 Yo Yo Classics」に加筆修正を行ったうえで6つのパートに編集したもの。音楽学に関する24の章は、基本的に敷居が低く身近なエッセイから始まり各テーマの深い話まで平易に展開するので、クラシック音楽や音楽学の初中級者はもとよりビギナーも面白く読める。Part1でコロナ禍を経た新しい音楽生活を提案。Part2~5では時代の流れに沿ってクラシック音楽の誕生、形式、作曲家と楽曲、日本でのクラシック音楽受容や21世紀音楽などのテーマを扱う。Part6にて楽譜・音楽と言葉について語る。自宅で音楽学を愉しむ新しいヒントやトピック満載!
目次
Part1 ステイホーム時代の新しい「音楽」生活様式
1 いまここ hic et nunc
2 人の声を重ねあわせる「密」な音楽
3 『バロック音楽のたのしみ』
Part2 地理・時代・文化背景を知って曲を聴く ~電網恢恢航海日誌(1)
4 クリスマスが今年もやってくる
5 D.スカルラッティに聴く、アンダルシアの光・歌・踊り
6 ヘンデル「メサイア」――280年の演奏史・受容史
7 「レクイエム」にまつわるエトセトラ
Part3 「クラシック音楽」はどう誕生したか ~電網恢恢航海日誌(2)
8 「クラシック音楽」の誕生
9 やっぱりおもしろい19世紀――市民合唱の時代
10 ラ・カンパネッラ――ヴィルトゥオーソの時代
11 「天才の頭のなか」
Part4 楽曲形式を知って曲を聴く ~電網恢恢航海日誌(3)
12 「ソナタ形式」ってなんなの⁉
13 協奏曲のソナタ形式――ソリストが虚空を仰ぐとき
14 19世紀中期以降のソナタ形式――伝統と革新のはざまで
15 地図のある旅・ない旅
16 ヴァーグナー/エルガー/ジョン・ウィリアムズ
Part5 日本人のクラシック音楽受容と21世紀 ~電網恢恢航海日誌(4)
17 洋楽流入――日本のクラシック楽壇草創と山田耕筰
18 「コンサート通い」事始め――芥川青年のシェーンベルク体験
19 十二音技法ってなんだったんだろう
20 21世紀音楽史
Part6 楽譜、音楽と言葉
21 音楽の似姿 imago musicae
22 音楽出版のオシゴト
23 レキシコグラフィー Lexicographyのはなし
24 訳詞の世界
著者略歴
秋岡 陽(アキオカ ヨウ akioka you)
1954年東京生まれ。国際基督教大学卒業、シカゴ大学大学院修了(音楽学)。出版社勤務、武蔵野音楽大学非常勤講師、青山学院大学非常勤講師、フェリス女学院大学教授を経て、現在フェリス女学院大学名誉教授。2023年より学校法人フェリス女学院学院長。主な著書・訳書に、『自分の歌をさがす』(フェリス女学院大学)、『ミラー 改訂版/新音楽史』(東海大学出版会、共訳)、『ポケット音楽辞典』『新編 音楽小辞典』(音楽之友社、共編著)ほか。
タイトルヨミ
カナ:アキオカキョウジュノオンガクガクヲタノシムニジュウヨンノトビラ
ローマ字:akiokakyoujunoongakugakuotanoshimunijuuyonnotobira

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