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2023年2月17日発売

株式会社音楽之友社

出版社名ヨミ:オンガクノトモシャ

シェーンベルク書簡集

世紀末ウィーンの一断面 一八九一年~一九〇七年五月
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内容紹介
作曲家アルノルト・シェーンベルク(1874-1951)が1891年から1907年5月までに文通した、300もの手紙を英訳した書簡集の日本語版。新ウィーン楽派を形成し、表現主義、無調、十二音技法を牽引、今もなお現代音楽やポップカルチャーに影響を与えつづける音楽史上最大の風雲児の素顔とは――
本書には、アルマ・マーラーやグスタフ・マーラー、リヒャルト・シュトラウス、ツェムリンスキー、ブゾーニ、ベルク、ウェーベルン、作家カール・クラウスをはじめ世紀末ウィーンの大芸術家との手紙を多数収録。またシェーンベルクの初期作品《浄夜》や《グレの歌》、《ペレアスとメリザンド》、弦楽四重奏曲第1番、さらにツェムリンスキー《人魚姫》の作曲背景を知ることができる。楽譜商との応酬、赤裸々な恋愛模様、当時の衣食住についての記述も興味深い。
シェーンベルク研究者の執念、ここに結実。19世紀末から20世紀初頭にかけての、ウィーン楽壇の動向が鮮やかに浮かび上がる。
目次
原書における前書きと編集のポイント 
原書における謝辞 
日本語版凡例 

【Ⅰ】一八九九年までの手紙
【Ⅱ】一九〇〇~一九〇一年の手紙
【Ⅲ】一九〇二年の手紙
【Ⅳ】一九〇三年の手紙
【Ⅴ】一九〇四年の手紙
【Ⅵ】一九〇五年の手紙
【Ⅶ】一九〇六年の手紙
【Ⅷ】一九〇七年五月までの手紙
・日付の特定が不可能な手紙

訳者あとがき

<巻末資料>
除外された項目 
参考文献(抜粋) 
注釈における略語一覧 
索引 その他 
索引 シェーンベルク作品 
索引 人物&作品
著者略歴
イーサン・ハイモ(ハイモ イーサン haimo iisan)
バル=イラン大学教授。著書に Schoenberg's Serial Odyssey(1990)、Haydn's Symphonic Forms(1995)、Schoenberg's Transformation of Musical Language(2006)などがある。
ザビーン・ファイスト(ファイスト ザビーン faisuto zabiin)
アリゾナ州立大学教授。主な論文に Der Begriff "Improvisation" in der neuen Musik(1997)、Schoenberg's New World: The American Years(2011)などがある。後者はアメリカ音楽学会ローウェンス賞を受賞。サヴァリン・ネフと共に、9 巻からなる Schoenberg in Words(Oxford University Press)の共編者を務める。
佐野 旭司(サノ アキツグ sano akitsugu)
青山学院大学文学部卒業。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程および博士後期課程修了。博士(音楽学)。東京藝術大学音楽学部教育研究助手、同非常勤講師を務めたのち、オーストリア学術交流局(OeAD)ポストドクター研究員として約2年間ウィーンに滞在。主な研究領域は世紀転換期ウィーンの音楽史。論文に「アルノルト・シェーンベルクの「発展的変奏」:その手法の変遷を中心に」(日本音楽学会機関誌『音楽学』)などがある。
タイトルヨミ
カナ:シェーンベルクショカンシュウ
ローマ字:sheenberukushokanshuu

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