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定価:1,980円(1,800円+税)
判型:四六
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内容紹介
「パリ高等師範学校で哲学を学ぶエリックは、子どものころ、ショパンに魅了されてピアノを始めたが、未だ思い通りの演奏ができずにいた。なんとしてもショパンの音楽の秘密を解き明かしたいと、亡命ポーランド人、マダム・ピリンスカからレッスンを受けることに。ところが、与えられる課題は奇妙なものばかり。違和感を覚え、反発しつつも、やがてその指導が人生そのものを学ぶ扉であることに気づいていく……」
本書は、40カ国語に翻訳され、日本でも話題となった『100歳の少年と12通の手紙』の著者で、アマチュアピアニストとしても知られるシュミットの半自伝的小説。マダム・ピリンスカは、彼の作品によく登場する、お世辞や社交辞令とは無縁の振る舞いでストレートな物言いをする女性。彼女の言動に驚いたり笑ったりしているうちに、主人公同様、その教えがじわじわと心に沁みていく。人生を賛歌する作品を書きたいと願うシュミットらしさ満載の感動作。
本書は、40カ国語に翻訳され、日本でも話題となった『100歳の少年と12通の手紙』の著者で、アマチュアピアニストとしても知られるシュミットの半自伝的小説。マダム・ピリンスカは、彼の作品によく登場する、お世辞や社交辞令とは無縁の振る舞いでストレートな物言いをする女性。彼女の言動に驚いたり笑ったりしているうちに、主人公同様、その教えがじわじわと心に沁みていく。人生を賛歌する作品を書きたいと願うシュミットらしさ満載の感動作。
著者略歴
エリック=エマニュエル・シュミット(エリック エマニュエル シュミット erikku emanyueru shumitto)
1960年、リヨン生まれ。パリ高等師範学校で哲学の博士号を取得。1991年に劇作家デビュー。2作目の『訪問者』でモリエール賞を受賞し脚光を浴びる。以後、フランス演劇界を代表する劇作家として活躍。1994年からは小説家としての活動もスタートさせ、話題作を次々発表。音楽愛好家、アマチュアピアニストとしても知られ、音楽を題材にした著作も多い。『モモの物語』『100歳の少年と12通の手紙』は映画化され、日本でも話題となった。
船越清佳(フナコシ サヤカ funakoshi sayaka)
ピアニスト。岡山市出身。リヨン国立高等音楽院卒。ヨーロッパ、日本を中心にリサイタル、オーケストラとの共演のほか、室内楽、器楽声楽伴奏、CD録音等で活躍。また、パリ地方の市立音楽院にて後進の指導にも力を注ぎ、多くのコンクール受賞者を輩出している。その一方でライターとして音楽専門誌などに執筆。著書に『ピアノ嫌いにさせないレッスン』『フランス人は仕事に振り回されない』(ヤマハミュージックメディア)。
タイトルヨミ
カナ:マダムピリンスカトショパンノヒミツ
ローマ字:madamupirinsukatoshopannohimitsu
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