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2014年11月26日発売

音楽之友社

出版社名ヨミ:オンガクノトモシャ

ブラームス ピアノ・ソナタ第2番 嬰へ短調

作品2
ウィーン原典版
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内容紹介
1852年作曲、1854年出版の4楽章構成の作品である。クララ・シューマンへ献呈された。

「序言」では、作曲活動の変遷やシューマン夫妻やヨアヒムとの交流が描かれる。ブラームスの音楽語法の特徴についても具体的に述べられている。さらに変奏曲楽章作曲の際に、ブラームスが影響を受けたと推察される詩、その詩が第2楽章の冒頭の音楽にぴったりと当てはまることが、譜例を用いて示される。初期のソナタから各楽章の楽節が楽章間を超えて関連付けられ、ひとつの統一体とされていることも興味深い。「演奏への提案」では、アルペジオ、ペダル、テンポ、デュナーミク、運指法、装飾音の奏法、記譜の解釈が挙げられている。バッハとベートーヴェンからの影響を受け、シェーンベルクに影響を与えたことに触れられている。現在使用できる資料である、版下と初版第1刷に基づく詳細な校訂報告、欠けている自筆譜についての情報が掲載されている。
目次
ブラームス「ピアノ・ソナタ第2番」
著者略歴
クリスティアン マルティン シュミット(クリスティアン マルティン シュミット kurisutian marutin shumitto)
国立音楽大学卒業後、高校の音楽教師を経て、ドイツ文学に転向する。筑波大学大学院博士課程文芸言語研究科(ドイツ文学専攻)単位取得退学、1996年~1998年ウィーン大学留学。専門はウィーン世紀転換期の文学と文化。現在、早稲田大学ほか非常勤講師。
ペーター ロッゲンカンプ(ペーター ロッゲンカンプ peetaa roggenkanpu)
関根 裕子(セキネ ユウコ sekine yuuko)
タイトルヨミ
カナ:ブラームスピアノソナタダイニバンエイヘタンチョウ
ローマ字:buraamusupianosonatadainibaneihetanchou

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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