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2023年11月29日発売

共立出版

出版社名ヨミ:キョウリツシュッパン

カテゴリカルデータの連関モデル

計量分析One Point
計量分析One Point
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内容紹介
【クロス表を徹底的に読み解く!】クロス表(分割表)の分析は計量分析の基礎となるものです。しかし、多くの教科書では、カイ2乗検定や連関についての係数のような基礎的な分析の方法しか扱っていません。たった2つのカテゴリカルな変数(例えば、学歴3分類と職業8分類)の関連でも、クロス表からは様々なパターンや規則性を読み取ることが可能です。本書はこのようなパターンや規則性を読み解くための統計モデルのひとつである連関モデル(Association Models)についての入門書です。基礎的なオッズ比や対数線形(Log-Linear)モデルの説明から始まり、応用的な連関モデルの方法まで幅広いトピックがカバーされています。豊富な実例を通じて、実際の社会科学的テーマへの応用方法についても学ぶことが可能です。クロス表の分析を割合の表示・図示、関連の有無の検定、連関尺度の算出だけで終わらせるのはもったいない! 様々な連関モデルの適用やその比較を通じ、有用な情報を引き出し、新たな洞察を得ることが可能となります。また、翻訳書独自のサポートページでは、本書で紹介されている分析例を実践するコードの紹介および解説、さらに、原著にはない日本の社会調査のデータを用いた練習問題も掲載しています。本書およびサポートページを通じて、読者が深く理解し、実際の分析に利用できるようにしています。[原著: Association Models, Sage Publications, Inc., 2010]
目次
第1章 はじめに
第2章 2元表の連関モデル
2.1 基礎としてのオッズ比
2.2 独立/無連関(O)モデル
2.3 1次元連関モデル
2.3.1 一様連関(U)モデル
2.3.2 行効果(R)モデル
2.3.3 列効果(C)モデル
2.3.4 対数線形行・列効果(R+C)モデル
2.3.5 対数乗法行・列効果(RC)モデル
2.4 2次元連関モデル
2.4.1 U+RCモデル
2.4.2 R+RCモデル
2.4.3 C+RCモデル
2.4.4 R+C+RCモデル
2.4.5 RC(2)モデル
2.5 多次元RC(M)連関モデル
2.6 様々な連関モデル間の関係
2.7 モデル推定,自由度,モデル選択
2.8 漸近/ジャックナイフ/ブートストラップ標準誤差
2.9 ゼロセルと疎なセルの問題
2.10 1次元の連関モデルの例
2.11 2次元連関モデルの例
第3章 3元表に対する部分連関モデル
3.1 完全独立(I)モデル
3.2 条件付き独立(CI)モデル
3.3 連関のある条件付き独立(CIA)モデル
3.4 完全2元交互作用(FI)モデル
3.5 部分連関モデル
3.6 制約と自由度の特定
3.7 連関のある条件付き独立モデルの例
3.8 部分連関モデルの例
第4章 3元表に対する条件付き連関モデル
4.1 条件付き独立(CI)/条件付きRC(0)モデル
4.2 等質/均一連関モデル
4.3 3元交互作用/飽和モデル
4.4 グループ差をモデル化する層効果モデル
4.5 グループ差をモデル化する連関モデル
4.5.1 対数線形特定化(R+C)−Lモデル
4.5.2 対数乗法特定化RC(M)−Lモデル
4.6 教育と職業の連関の変化の例
4.7 教育と婚前交渉に対する態度の関係の例
第5章 連関モデルの実践的応用
5.1 一部のカテゴリへの統合を判断する連関モデル
5.2 最適尺度化手段としての連関モデルの使用例
第6章 結 論
参考文献
索 引
著者略歴
Raymond Sin-Kwok Wong(レイモンドシン クアックウォン reimondoshin kuakkuwon)
藤原 翔(フジハラ ショウ fujihara shou)
タイトルヨミ
カナ:カテゴリカルデータノレンカンモデル
ローマ字:kategorikarudeetanorenkanmoderu

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