目次

防衛行為の一体性に関する諸問題
自動運転と過失責任
刑の一部執行猶予をめぐる実務上の諸問題
人身取引に対する刑事的対処
名義人の承諾と「文書の性質」の意義
平成29年組織犯罪処罰法改正と立法評価枠組
我が国への電子令状の導入可能性
取調官への期待
おとり捜査に対する法的規律の構造
黙秘権と自己負罪拒否特権の意義について
刑訴法326条の同意の性質再考
再審における証拠開示についての若干の覚書
刑事補償請求事件についての覚書
間接事実による推認過程
事実認定の言語化
同種前科・類似事実による立証
覚せい剤営利目的輸入事件における知情性の主張立証について
争点整理における法曹三者の役割
核心司法にかなった争点整理における求釈明の在り方
「証拠の関連性」概念を意識した争点整理・証拠整理に関する試論
裁判官から見た当事者の尋問技術について
判決書の量刑理由
「裁判員制度の理念」再考
「争点整理の失敗」とその対策について
公判前整理手続について〈どのような視点から何を行うか〉
裁判員裁判における争点整理の一事例
裁判員裁判における評議について
裁判員裁判の事実認定と控訴審の審査
私見 裁判員裁判の意義と今後の課題
裁判員裁判における責任能力の判断と七つの着眼点の功罪
共謀共同正犯の諸相をみる
裁判員裁判における共犯者の証言拒絶についての刑訴法321条1項2号前段の考慮要素
裁判員の参加する刑事裁判の公判手続が中断した場合の覚書
前田雅英教授の刑事法学
刑事法分野における理論と実務の架橋