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2020年10月23日発売

人文書院

99%のためのフェミニズム宣言

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内容紹介
私たちはまだ連帯できる――ほんとうの敵は資本主義だ


1%の富裕層ではなく、「99%の私たち」のために、性差別・人種主義・環境破壊のない社会を。いまや世界中に拡がる女性たちの運動とも共鳴しながら、研究の第一線でも活躍するジェンダー学者たちが、性の抑圧をもたらす現代資本主義の終焉を呼びかける。分断を正確に認識することで、私たちはまだ連帯できる。


「99%のためのフェミニズムは反資本主義をうたう不断のフェミニズムである――平等を勝ち取らないかぎり同等では満足せず、公正を勝ち取らないかぎり空虚な法的権利には満足せず、個人の自由がすべての人々の自由と共にあることが確証されないかぎり、私たちは決して既存の民主主義には満足しない」(本文より)。



◎目次

1 新たなフェミニズムの波がストライキを再構成する

2 リベラル・フェミニズムは崩壊した──私たちは前に進まなければならない

3 私たちには反資本主義のフェミニズムが必要だ──99%のためのフェミニズム

4 私たちは社会全体の危機のさなかを生きている──そしてその根源は資本主義にある

5 資本主義社会におけるジェンダー的抑圧は、社会的再生産が利益目的の生産に従属していることに根ざしている──私たちはその順番を正しくひっくり返したい

6 ジェンダーに基づく暴力には多くの形があり、そのすべては資本主義と複雑に絡みあっている──私たちはそれらすべてと闘うことを誓う

7 資本主義はセクシュアリティを規制しようとする──私たちはそれを解放したい

8 資本主義は人種主義的・植民地主義的暴力から生まれた──99%のためのフェミニズムは、反人種主義かつ反帝国主義である

9 資本による地球の破壊から脱するために闘う──99%のためのフェミニズムはエコ社会主義である

10 資本主義は本物の民主主義や平和と両立しない──私たちの答えはフェミニスト的な国際主義である

11 99%のためのフェミニズムはすべてのラディカルな運動に反資本主義の反乱を呼びかける
目次
マニフェスト――分岐点

1 新たなフェミニズムの波がストライキを再構成する

2 リベラル・フェミニズムは崩壊した
     ──私たちは前に進まなければならない

3 私たちには反資本主義のフェミニズムが必要だ
     ──99%のためのフェミニズム

4 私たちは社会全体の危機のさなかを生きている
     ──そしてその根源は資本主義にある

5 資本主義社会におけるジェンダーの抑圧は、社会的再生産が利益目的の生産に従属していることに根ざしている
     ──私たちはその順番を正しくひっくり返したい

6 ジェンダー間の暴力には多くのかたちがあり、そのすべては資本主義と複雑に絡みあっている
     ──私たちはそれらすべてと闘うことを誓う

7 資本主義はセクシュアリティを制限しようとする
     ──私たちはそれを解放したい

8 資本主義は人種主義と植民地における暴力から生まれた
     ──99%のためのフェミニズムは反人種主義かつ反帝国主義である

9 資本による地球の破壊から脱するために闘う
     ──99%のためのフェミニズムはエコ社会主義である

10 資本主義は現実の民主主義や平和と相容れない
     ──私たちの答えはフェミニストによる国際主義である

11 99%のためのフェミニズムはすべての先鋭的な運動に反資本主義を呼びかける

あとがき

解説
訳者あとがき
著者略歴
シンジア・アルッザ(シンジアアルッザ shinjiaaruzza)
シンジア・アルッザ Cinzia Arruzza/ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチ(the New School for Social Research)哲学科准教授。著書にA Wolf in the City: Tyranny and the Tyrant in Plato's Republic (2018, Oxford University Press)など。
ティティ・バタチャーリャ(ティティバタチャーリャ titibatachaarya)
ティティ・バタチャーリャ Tithi Bhattacharya/パデュー大学歴史学准教授。専攻は南アジア史。著書にThe Sentinels Of Culture: Class, Education, And The Colonial Intellectual In Bengal (2005, Oxford University Press)など。
ナンシー・フレイザー(ナンシーフレイザー nanshiifureizaa)
ナンシー・フレイザー Nancy Fraser/ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチ(the New School for Social Research)政治・社会科学科教授。翻訳書は向山恭一訳『正義の秤――グローバル化する世界で政治空間を再想像すること』(2012年、法政大学出版局)、共著に『再配分か承認か?――政治・哲学論争』(2012年、加藤泰史監訳、法政大学出版局)など。
惠 愛由(メグミ アユ megumi ayu)
惠 愛由(めぐみ・あゆ) 1996年生まれ。同志社大学文学研究科英文学専攻博士課程。専門は現代アメリカ文学、ジェンダー表象研究。BROTHER SUN SISTER MOONでベースとボーカルを担当。
菊地 夏野(キクチ ナツノ kikuchi natsuno)
菊地 夏野(きくち・なつの) 名古屋市立大学人間文化研究科教員。専攻は社会学、ジェンダー/セクシュアリティ研究。単著に『ポストコロニアリズムとジェンダー』(青弓社)、『日本のポストフェミニズム』(大月書店)、共著に『戦争社会学――理論・大衆社会・表象文化』(明石書店)、『国境政策のパラドクス』(勁草書房)など。
タイトルヨミ
カナ:キュウジュウキュウパーセントノタメノフェミニズムセンゲン
ローマ字:kyuujuukyuupaasentonotamenofeminizumusengen

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人文書院の既刊から
リー・マッキンタイア/著 大橋完太郎/監修・翻訳 居村匠/翻訳 大﨑智史/翻訳 西橋卓也/翻訳
シンジア・アルッザ/著 ティティ・バタチャーリャ/著 ナンシー・フレイザー/著 惠愛由/翻訳 ほか
ニコラ・フルリー/著 松本卓也/翻訳
澤田哲生/著
本日のピックアップ
シーエムシー出版:杉山成 
大蔵財務協会:樫田明 増尾裕之 
みすず書房:ロラン・バルト 三好郁朗 
コロナ社:電子情報通信学会 益一哉 天川修平 

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