近刊検索 デルタ

2022年12月12日発売

筑摩書房

出版社名ヨミ:チクマショボウ

江戸絵画 八つの謎

ちくま文庫
ちくま文庫
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
近世絵画にはまだまだ謎が潜んでいる! 若冲、芦雪、写楽などの作品を丹念に読み解くことで、封印されてきた〝真実〟を掘り起こす。解説 辻惟雄

又兵衛、一蝶、若冲、蕭白、芦雪、岸駒、北斎、写楽
なぜ、この絵は心を揺さぶるのか?
江戸絵画の裏側を読む。

江戸絵画にはまだまだ謎が潜んでいる! 又兵衛、一蝶、若冲、蕭白、芦雪、岸駒、北斎、写楽をとりあげ、その作品を虚心に見つめ、文献資料を緻密に読み解くことで、社会的・政治的・文化的にタブーとされた謎にせまる。特異の絵師たちの等身大の人間性を深く掘り下げ、絵画に隠された意味を読み解く刺激的試み。
目次
第一章  岩佐又兵衛  心的外傷(トラウマ)の克服  
第二章  英一蝶  蹉跌の真実  
第三章  伊藤若冲  「畸人」の真面目
第四章  曾我蕭白  ふたりの「狂者」  
第五章  長沢芦雪  自尊の顛末  
第六章  岸駒  悪名の権化  
第七章  葛飾北斎  富士信仰の裾野  
第八章  東洲斎写楽  「謎の絵師」という迷妄  
解説   辻惟雄
著者略歴
狩野 博幸(カノ ヒロユキ kano hiroyuki)
狩野 博幸(かの・ひろゆき):1947年福岡県生まれ。日本近世美術史家、前京都国立博物館名誉館員。九州大学文学部哲学科美学・美術史専攻卒業。同大学院博士課程中退。京都国立博物館を経て、同志社大学教授。専門は桃山絵画、江戸絵画。特に狩野派・長谷川派・琳派・18世紀京都画派が研究領域。京博時代は、数々の名企画展を手がけた。主な著書に、『目をみはる 伊藤若冲の『動植綵絵』』『狩野永徳の青春時代 洛外名所遊楽図屏風』(小学館アートセレクション)、『反骨の画家 河鍋暁斎』(新潮社 とんぼの本)などのほか、美術全集、美術展図録の解説など多数。
タイトルヨミ
カナ:エドカイガ ヤッツノナゾ
ローマ字:edokaiga yattsunonazo

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
ザ・殺人術
人の殺し方を本にしていいのか

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。