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定価:1,760円(1,600円+税)
判型:文庫
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内容紹介
動物における諸問題を扱った伝説的な講演を編集したデリダ晩年の到達点。聖書や西洋哲学の動物観を考察、脱構築する。エッセイ 福山知佐子
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一糸まとわぬ自分の姿を猫に見つめられた哲学者は、正当化不可能な、そして告白不可能な恥に襲われる――何が恥ずかしいのか、誰の前で裸なのか、と。本書は、動物についての諸問題を扱った伝説的なコロックにおける講演と、補論として即興で語られたハイデッガー論を収録。自らの体験を「自伝」的語りとして差し出し、聖書や神話を分析しつつ〈動物〉をめぐるこまやかな考察を展開する。デカルト、カント、レヴィナス、ラカン、ハイデッガーの動物観を検証し、動物をロゴスが欠落した存在とみなして排除してきた哲学伝統の脱構築に向かう思考の挑戦。 エッセイ 福山知佐子
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デリダの到達点
人間の「固有性」を脱構築し
動物たちの哲学を開く
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一糸まとわぬ自分の姿を猫に見つめられた哲学者は、正当化不可能な、そして告白不可能な恥に襲われる――何が恥ずかしいのか、誰の前で裸なのか、と。本書は、動物についての諸問題を扱った伝説的なコロックにおける講演と、補論として即興で語られたハイデッガー論を収録。自らの体験を「自伝」的語りとして差し出し、聖書や神話を分析しつつ〈動物〉をめぐるこまやかな考察を展開する。デカルト、カント、レヴィナス、ラカン、ハイデッガーの動物観を検証し、動物をロゴスが欠落した存在とみなして排除してきた哲学伝統の脱構築に向かう思考の挑戦。 エッセイ 福山知佐子
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デリダの到達点
人間の「固有性」を脱構築し
動物たちの哲学を開く
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目次
まえがき マリ=ルイーズ・マレ
Ⅰ 動物を追う、ゆえに私は(動物)である (続く)
Ⅱ
Ⅲ ではもし動物が応答したら?
Ⅳ
訳者あとがき
文庫版訳者あとがき
文献一覧
応鳴、息の犇めき――ジャック・デリダの動物論に寄せて 福山知佐子
Ⅰ 動物を追う、ゆえに私は(動物)である (続く)
Ⅱ
Ⅲ ではもし動物が応答したら?
Ⅳ
訳者あとがき
文庫版訳者あとがき
文献一覧
応鳴、息の犇めき――ジャック・デリダの動物論に寄せて 福山知佐子
著者略歴
ジャック・デリダ(デリダ,ジャック derida,jakku)
ジャック・デリダ(Jacques Derrida):1930-2004年。仏領アルジェリア生まれ。エコール・ノルマル・シュペリウール卒業。西洋形而上学のロゴス中心主義に対する脱構築を唱え、文学、芸術、言語学、政治哲学、歴史学など多くの分野に多大な影響を与えた。著書に『声と現象』『グラマトロジーについて』『エクリチュールと差異』『ヴェール』(シクスーとの共著)『獣と主権者Ⅰ・Ⅱ』ほか多数。
鵜飼 哲(ウカイ サトシ ukai satoshi)
鵜飼 哲(うかい・さとし):1955年、東京都生まれ。京都大学大学院文学研究科修了後、パリ第8大学に留学し社会科学高等研究院のジャック・デリダのセミネールに通う。一橋大学名誉教授。著書に『いくつもの砂漠、いくつもの夜』ほか。デリダ、ジュネなどの翻訳も多く手掛ける。
マリ=ルイーズ・マレ(マリルイーズ・マレ mariruiizu・mare)
タイトルヨミ
カナ:ドウブツヲオウユエニワタシハドウブツデアル
ローマ字:doubutsuoouyueniwatashihadoubutsudearu
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